|
テーマ:史跡めぐり(508)
カテゴリ:城跡と史跡(千葉編)
江戸時代には参詣のための街道が整備されるなどして、古くから信仰を集めてきた成田山新勝寺ですが、今回初めて成田山に参詣しました。
成田山の表参道には昔ながらのお店が並び、成田駅から総門まで延々と参道が続いていました。 総門 新築のようなきれいさがありますが、平成20年に建立された新しい建造物です。 総門の先には本堂へ続く急な階段があり、途中には総門とは違って年季の入った仁王門が建っていました。 仁王門(国指定重要文化財) 江戸時代後期の1830年に建てられたものです。 仁王門の向こう側に建つ大本堂では、すでに新年を迎える準備が整っていました。 大本堂。 一足早く正月を迎えたような気分です。 節分には豆まきも行われ、朝青龍や白鵬もここで豆をまいていました。 新勝寺の伽藍を見ると、真言密教の雰囲気を残す建物が並んでいました。 三重塔(国指定重要文化財) きらびやかな三重塔ですが、1712年に建立され、昭和58年に現在の姿に復元されています。 鐘楼。 江戸時代の1701年に建立されました。 一切経堂 1722年に建立され、今年になって全面修復されています。 成田山の縁起は平安時代の940年に遡り、平将門の乱平定の勅命を受けた寛朝大僧正が、弘法大師作の不動明王像を奉じて東国に赴き、護摩祈祷を行ったのが始まりとされています。 江戸時代になると、成田山は庶民の信仰を集め、数多くの人が「成田詣り」を行うようになりました。 現代でも成田参詣の人気は高く、初詣で成田山を訪れる人の数は、明治神宮に次ぐ全国第2位を誇っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[城跡と史跡(千葉編)] カテゴリの最新記事
|