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カテゴリ:芸術・スポーツ
菱川師宣の名前は知らなくても、「見返り美人」の名前を知っている人は多いかも知れません。
作者よりも作品が有名な例もあまりないかと思いますが、私も「菱川師宣記念館」と聞いて、聞いたことがあるようなないような、そんな感じでした。 それでも見返り美人の絵が描いてあったので、「そう言えば…」と思い当たった次第です。 小学生の頃、細々と切手を集めており、その当時額面5円の「見返り美人」は未使用もので2万円の値段が付いていたと思います。 すなわち、普通に封筒やハガキに貼ると5円の価値しかないのですが、切手商などに持っていくと、2万円(当時)の価値がありました。 もちろん小学生には高嶺の花で、実物は見たことがあっても、自分のストックブックに並ぶことはありませんでした。 当時は「さくら日本切手カタログ」なるものがあり、日本で発行された全ての切手について「未使用」・「使用済み」(郵便局のスタンプ入り)の、それぞれの値段(時価)が書かれていました。 (友人との交換レートもこのカタログが基準でした) 切手カタログの方は小学生でも買えるものなので、あれやこれやと眺めていたものです。 それでもこの切手カタログは、後から考えれば歴史と地理と芸術の図鑑のようなものでした。 「記念切手」には近代史が凝縮されており、シリーズもの(近代美術シリーズなどの芸術シリーズ)には、各方面の芸術が小さな切手片に描かれています。 近代史も地理も文化も切手から学んだと言っても過言ではないのですが、菱川師宣の「見返り美人」を正面から見ることができるのは、「道の駅きょなん」だけでしょうか。 さくら日本切手カタログ2013 ところで、バンカー時代にたまたま新規で飛び込んだ先が「日本切手遊趣協会」、このカタログの発行会社でした。 【永遠の人気!!】【切手趣味週間シリーズ】【5枚シート】 見返り美人 未使用 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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