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テーマ:史跡めぐり(508)
カテゴリ:城跡と史跡(神奈川編)
鶴岡八幡宮の前の道を東に向かって行くと、突き当たった先に宝戒寺があります。
宝戒寺山門 訪れたのは3月のことです。 山門の前には鎌倉ではおなじみの鎌倉町青年団による解説碑が建っており、「北条執権邸舊蹟」と書かれていました。 大正7年に建てられた解説碑によると、第二代執権北条義時以後、累代の執権がここに住んでいました。 「太平記」に登場する第14代執権北条高時の屋敷もこの場所にありました。。 (北条高時が好んだ田楽や闘犬も、ここで行われたのかも知れません) 鎌倉幕府滅亡後、北条氏一族の霊を弔うため、後醍醐天皇が足利尊氏に命じて、北条氏の屋敷跡に建立したのが宝戒寺です。 境内には北条一族と東勝寺合戦の戦没者を供養するための宝篋印塔が建てられていました。 本堂の屋根には北条氏の三つ鱗の家紋が刻まれており、鎌倉幕府の栄枯盛衰を感じてしまいます。 宝戒寺本堂 宝戒寺を後にすると、いよいよ鎌倉幕府最期の地、東勝寺へと足を向けました。 源頼朝が築いた武家の都鎌倉。 それを平氏の北条氏が乗っ取り、最後は源氏によって陥落されるという、何とも皮肉な話です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018/06/28 09:12:19 PM
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