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テーマ:史跡めぐり(508)
カテゴリ:城跡と史跡(奈良・和歌山編)
中宮寺跡の北側に三重塔があるのは知っていて、よく目にしていました。
しかしながらこの三重塔が国宝で、かつ三重塔がある法起寺がユネスコの世界文化遺産だとは知りませんでした。 法起寺遠景 法起寺を訪れるのは、今回が初めてです。 西門 法起寺の起源は、聖徳太子が606年に法華経を講説した岡本宮に始まります。 622年に聖徳太子が亡くなる時、長子の山背大兄王に岡本宮を寺院にすることを命じ、山背大兄王の開基で創建されたのが法起寺です。 三重塔は685年に恵施僧正によって建立が発願され、706年に完成したとされています。 三重塔(国宝) 三重塔では、世界最古の建築物です。 講堂 法起寺の本堂にあたり、江戸時代の元禄7年(1694年)に再建されたものです。 法起寺創建時の金堂跡には、江戸時代になって聖天堂が建立されています。 聖天堂 文久3年(1863年)の建立です。 「元講堂」と呼ばれる収蔵庫には、本尊である「木造十一面観音立像」(国指定重要文化財)が安置され、公開されています。 元講堂 撮影禁止なので画像はありませんが、確かに安置されていました。 一旦境内を出て、コスモス畑の広がる南側に回ってみると、南大門がありました。 南大門 江戸時代初期に再建された門です。 斑鳩の里の風景を眺めていると、江戸時代がつい最近のように思えてきました。 ユネスコ世界文化遺産「法隆寺地域の仏教建造物」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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