各地の放射線量モニタリングサイトとミリシーベルトごとの症状:東北関東大震災での原発事故
福島第1原発3号機付近で放射線の測定値が一時400ミリシーベルトに達したという。テレビでは,150ミリシーベルトの被爆が1時間続くと男性は一時不妊になると伝えられた。どの程度の放射線量でどういった症状が出るかについてはWikipediaにまとまっている。以下抜粋して引用。1ミリシーベルト:一般公衆が1年間にさらされてよい放射線の限度。2.4ミリシーベルト:一年間に自然環境から人が受ける放射線の世界平均。4ミリシーベルト:胃のX線撮影。100ミリシーベルト:放射線業務従事者(妊娠可能な女子を除く)が1回の緊急作業でさらされてよい放射線の限度。妊娠可能な女子には緊急作業が認められていない。250ミリシーベルト:白血球の減少。(一度にまとめて受けた場合、以下同じ)500ミリシーベルト:リンパ球の減少。1,000ミリシーベルト:急性放射線障害。悪心(吐き気)、嘔吐など。水晶体混濁。2,000ミリシーベルト:出血、脱毛など。5%の人が死亡する。3,000 - 5,000ミリシーベルト:50%の人が死亡する。(人体局所の被曝については3,000 : 脱毛、4,000 : 永久不妊、5,000 : 白内障、皮膚の紅斑)7,000ミリシーベルト以上:99%の人が死亡する。読売新聞による被ばくに対する予防法のまとめはこちら。また,関東地方の広い地域で通常の数十倍の放射線量が検出され始めている。新宿でも通常の21倍の量が検出された。0.809マイクロシーベルトというごくわずかな量なので慌てる必要はないが,今後どの程度拡大するかは注視していく必要がある。日本各地で放射線量をモニタリングしている機関や,上のような放射線測定器(ガイガーカウンター)を個人で持っている人からの情報へのリンクをまとめたページがこちら。念のため,住んでいるところに近い場所の量はチェックしておいたほうがいいかもしれない。単位としてnGy/hが使われているところが多いが,÷1000でマイクロシーベルト毎時とほぼ同じ数値になる。また,現在の風向きはこちら(気象庁のウィンドプロファイラ)。これまでにレビューした機器・CD一覧はこちら古長谷稔 著 放射能で首都圏消滅防災用ラジオ【楽天市場】防災グッズ・避難セット特集