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2018年05月31日
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「私の家の近所の老人ホームを見に行ってきてほしい」
…母からそんな電話がかかってきたのが4月の初めでした。
それからの嵐のような6週間を経て、父は老人ホームに入りました。

足腰が弱ってきてはいたものの、比較的穏やかに暮らしていると思っていた両親。
私たちに心配かけまいと言わないでいたそうなのですが
3月の初めごろから父がたびたび過呼吸の発作を起こすようになっていました。
6年前、腰椎圧迫骨折をした後も鬱気味になり発作を起こしていた父。
おそらくまたそんな感じなんだろうと思いましたが、
当時よりはさらに足腰が弱っているし、
メンタルヘルスの薬を飲むようになったせいか、
お風呂で立ちあがれなくなったり、夜間のトイレ介助が大変になったりなど
いろんな問題が起きてきて、いよいよ二人での生活は限界、
もう老人ホーム入居しかないか…と電話をしてきたのです。

ホームに入るときは二人一緒で私の家に近いところ…という意向は聞いていたものの
やはりなかなか現実感を持てなくて、
老人ホームや介護保険のことをあまりきちんと調べていなかったので
親に頼まれたホームに見学予約をしてから、急いでいろんな知識を詰め込む状態でした。

数日後そのホームに見学に行きました。
場所はうちから歩いて数分のところというほんとに近くだったのですが
実際に見てみるとなんだかちょっと…という感じ。
それで範囲を広げてネットで調べる日々となりました。

ところがその数日後、父の発作があまりにひどく、救急車を呼ぶ事態となり
私も慌てて実家へ向かいました。
でも救急車に乗るころにはかなり落ち着いてしまい
念のため病院で調べてもどこも悪いとことはないとのこと。
やはり精神的なもののようです。
約2か月ぶりに会った父はかなり弱々しくなっていて、歩くのもやっとな感じでした。

その時は「要支援1」だったのですが、もうとてもそんな感じではなかったので
数日後、市の福祉課の人に来てもらって相談し、
介護認定の見直しをお願いすることにしました。
認定までは1か月くらいかかるのですが、状態が状態なので、
暫定でデイケアに週1回通わせてもらうようにもしました。
これでお風呂には入れてもらえる、と少しホッとしたのも束の間、
「朝起き上がって行く」ということ自体が大変になってしまい
最初に1回行っただけで、その翌週からは行けなくなってしまいました。

不思議なことに、2階にあった寝室を1階にしたり、ベッドに手すりをつけたり
ベッド脇にポータブルトイレを置いたり、歩行器を使うようにしたり…とサポートを加える毎に
父はこれまでできたことが加速度的にできなくなっていきました。
食事をするのにも手助けが必要になるし、
食事のあとは「疲れた」とか「眠い」とか言ってすぐ横になってしまうので足腰も弱る一方。
おかしな発言が増え、日時の感覚もおかしくなり、計算もできなくなったり。
昼間寝ていることが多いせいで夜はたびたび尿意で目を覚まし、過呼吸の発作も時々起こし…
体重が30キロ台の腰の曲がった母だけではとても手に負えない状況で、
私も泊りがけでたびたび実家へ行く日々となりました。

介護に通う合間にいろいろなホームの資料を取り寄せたり、見学に行ったりもしていました。
入居は二人で…と言っていた両親でしたが、
一気に二人で…というと実家自体をどうするかという問題が大きくなかなか踏み切れません。
でも父は急速に弱っていくので、まずは父だけでも早急にホームに入れるしかない、
私と母の間ではそういう結論に達しました。

父の状態にはかなり波があり、人が来たりすると
いつもの様子が想像もできないくらいしっかりしてしまいます。
だから一番大変なのは常に一緒にいる母。
忙しいのを理由にめったに実家に行っていない妹は
私がそんな父の様子を話してもそれほど緊迫感を持っていないようでした。
それでGWはじめに半ば強制的に実家に呼び、ほんの一部だったけど実態をみてもらい
その日のうちに私の家から8キロほどのホームに入居を申し込みました。

1日でも早い入居を…と望んだのですがあいにくGWだったので
なかなか病院に診断書を書いてもらえなかったり、
事前にホームのケアマネさんたちが自宅を訪問し本人と面談するなどの手順があり
入居には申し込みから20日ほどかかってしまいました。

ホームまでの移動もどうしたらいいか悩みました。
ずっと車なら乗り換えはないけれど、時間がかかってしまいます。
時間は短いけれど電車では乗り降りが大変。
それでホームから借りた車いすで、実家から最寄り駅まで福祉タクシーで行き
電車は予約した車いす専用席を利用し、
到着駅からは再び福祉タクシーという形で約2時間で移動しました。

一応1週間は体験入居という形で、問題なければそのまま長期入居に移行です。
本人はあくまで体験と思っていたところもあったようですが、
私たちの中では家に帰るという選択肢はありませんでした。

最初はここまで急激に状態が悪くなるとは思っていなかったので
ホームの見学に行く時も入居を急ぐという気持ちはありませんでした。
それで実家のある市の介護サービスをお願いするつもりでことを進めていました。
その後ホームに入居と変更になりましたが、入居まで日数がかかったので
ほんとに短期でしたがショートステイもお願いしました。
(ショートステイも発作が起きるとのことでなかなか受け入れてもらえませんでしたが…)
短期間の間にずいぶんたくさんの人と会い、話し、契約しました。

状態の悪い時の父はこれが「老衰」という状態なんだろうな、と思えるような姿で
見ていて辛かったです。
発作を起こしながら「やりたいことがもっとあった」とか
「お母さんに何もしてあげられなかった」なんて涙を流すこともありました。
その一方、どうして以前からお医者さんに言われていたようにもっと歩かなかったんだろう、とか
せっかく通えるように手配してもらった病院の機能訓練をたびたびさぼったりしたんだろう、
という怒りもこみあげてきました。
泊りで行ったときには夜間の父の付き添いを母と代わったのですが
短い時には1時間おきくらいに起こされるのも辛かったです。
今回うちの場合はほんの短い期間の介護生活でしたが、
こういう状態を長く続けている人もたくさんいるんだろうなと思いました。

数えてみたら6週間の間実家に行ったのは14日、特に5月に入ってから入居までは
ほぼ半分実家に居ました。
実家までは往復4時間。
実家に行く日以外は仕事だったし、本当に疲れました。
先日届いた新しい介護保険証には「要介護3」の記載がありました。


定番必携はじめてでもわかる!介護施設&老人ホームのさがし方・選び方 [ 齋藤直路 ]





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最終更新日  2018年05月31日 08時00分23秒
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