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テーマ:老親とのつきあい方(128)
カテゴリ:親
父の遺体は狭い我が家に連れて来ることは無理なので、葬儀場に安置してもらうことにしました。
その事は両親が老人ホームに入った時から了承済みで、 安置室も見学して葬儀場を決め、互助会にも入っていました。 それでもこんなに早く使うことになるとは…。 搬送後軽く打ち合わせを…との事だったので、 私はうちの車に母を乗せて寝台車の後を追いました。 母がホームの外に出たのは、昨年の2月以来でした。 まずは式の形と日程を決めなくてはならなかったのですが、 やはり私達2人だけで決める事はできないので、 妹の到着する午後に改めて打合せすることになりました。 父に会って帰りましたが、既にガラスの保冷ケースに安置されていたので、 もう直接触れることはできませんでした。 一旦家に戻り、母は親戚等への連絡、私は必要な物の準備などをしました。 午後は用事を済ませて帰ってきた夫と3人で式場へ行きました。 妹はかなり早く着いたようですが、 昼食もとらずガラスケースにすがって泣き崩れていました。 妹と私が会ったのは2年ぶりくらい、両親と会ったのは去年のお正月以来のことでした。 (こんなにすぐ来れるなら、なんでこれまで来なかったの!と言いたかったけれど、 この日は我慢しました^^;) コロナ禍だし、父母のきょうだいや知人も高齢の方が多いので家族だけですることにしました。 最近は1日葬にする方も多いそうですが、 せめてきちんと送ってあげようという事で、 一般的な通夜・告別式の形で2日間で行う事にしました。 亡くなったのが木曜で、会葬者も来ないのだから次の土日でも良かったのですが、 妹が「そんなに早く別れられない」と言い張り、翌週の土日となりました。 (でも結果的には、会葬礼状の内容を考えたり、追悼ムービーに使う写真を選んだり、 思い出コーナーに置くものを集めたりという作業をじっくりすることができたし、 それをしながら父の事を忍ぶことができたのは良かったのかな…と思います) その後は祭壇、花、お棺、骨壺、遺影の額や背景、食事などなど、決めることが山のように。 分厚いカタログにた~くさんの選択肢が載っていて、それを見ながら一つ一つ選択を迫られます。 互助会に入っていたので、それにセットされているものですれば安いのですが カタログを見たり、説明を受けたりすると、 どうしても基本セット以上のものを選んでしまいます。 でもあまりにたくさんの選択肢があるので、 途中だんだんめんどくさくなってきて、もうどれでもいいよ… という気分にもなったりしてしまいました^^; 今思えばもっとシンプルでも良かったかな…と思うのですが、 「お父様の最期のお布団」とか言われてしまうと、ついついきれいなものを選んだり、 要らなかかったかな…と思うようなものまでつけてしまっていました。 結果、結構な見積額になり、 母は「互助会の費用だけで済むんじゃなかったの!?」なんて怒り出す始末。 互助会のセットには入っていないものもあるわけだし、 差額のあるものを選んだのだから当然なのですけどね^^; なんとか一通り決めると夕方近くになっていました。 もう一度安置室で父と会い、母をホームに送って、長い一日がやっと終わりました。 母は親戚と話すときなどは涙声になっていましたし、妹も結構泣いていましたが、 私はすることがいろいろありすぎて、とても悲しみに浸る…という気分ではありませんでした。 骨壷 九谷焼 遊彩 7寸 骨壷 骨壺 九谷焼の骨壷 穴あき 分骨 納骨 仏具 手元供養 手元 供養 お彼岸 彼岸 法事 墓じまい ペット可 あす楽 お盆 盆 初盆 新盆 見舞い 新盆見舞い ポイント消化 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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