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テーマ:旅のあれこれ(10252)
カテゴリ:日々雑感
「父よ、彼らを赦して下さい。なぜなら、彼らは何をしているのかわからないからです。」
イエス・キリストが十字架の上でこう言って昇天したのが33歳の年とされている。自分を磔にした者達も含め赦して欲しいと願っている。 「残念だ、残念だ。」 と虫の息で中岡慎太郎に言って息を引き取った坂本龍馬、旧暦の数え年でいうと33歳であったという。 私が、9年半勤めたサラリーマンを自ら下りて、オーストラリアに移住を求めて来豪したときも33歳だった。キリストや龍馬と自分を比べたらどこからか大きな石でも飛んで来そうだが、しっかりとした足跡を残し人生を全うした2人の年に、ゼロからのスタートを切った自分を「大いに遅れてきた元相撲取りの青年」と自虐的に呼んでいる自分がある。 最近、メルボルンでズボンを買うときに困っている。この国は何でも大雑把なことろがあり、ズボンのウエストのサイズがインチでいうと、30,32,34,36と進んでいく。センチで言うと、77,82,87,92となる。33とか35インチとかいうのがない。2インチの差は5センチだ。ウエスト5センチの差って、ダイエット説大国日本で聞かなくてもすごい差だ。そして、私の今のウエストが、そう33なのだ。どうも自分の人生、こういう狭間に陥ることが多いような、そんな象徴なのか。 ところで、32インチのズボンを履くと、余った肉が浮き輪のようにはみ出してきて見たくない。34を履くと、年寄りのジーンズのようにだらっとして締まりがない。だからどちらも買えない。33の男になってしまっている。 ということで、きめ細かいカスタマーサービスが徹底していて、2センチ毎のサイズのズボンががあふれんばかりに置いてある日本に一時帰国が決まった。 毎回、果敢にこの緑の箱をクリックよろしくお願いいたします。 タコ社長の本業・オーストラリア留学 タコのツイッター Twitterブログパーツ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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