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カテゴリ:グレード
ヤマハ音楽教室の特色である 学習者グレードは 強制されるものではないので 受ける・受けないは 本人の意思次第なのですが 生徒さん達に「受けてみませんか?」と 勧めてみると 大抵の方が 受けられます。 最近では、こちらから話をふらなくても 「お友達が グレードを取ったから、私も受けたい」 と 希望される生徒さんが 増えました。 こちらとしても、これまでレッスンしてきた事が どれだけ実力として身に付いているか、 改めて 確認してもらうためにも なるべく受けていただくようにしています。 以前にも書きましたが 学習者グレードは 2つのコースがあります。 その一つであるBコースは 演奏能力に加え、初見演奏・即興的な演奏・聴音等 総合的な音楽力をテストするものなので 逆に言えば、受けてもらう事を前提にレッスンすれば 偏りのない音楽力が 付いていくわけですね。 しかし、個人レッスンでも Bコースを受けるとなると やる事が多いので、準備に時間がかかります。 ましてや、グループレッスンともなると 耳は良いけれど、初見と即興は苦手 という生徒さんが多く(もちろん、できる子はできます) それでも グループ故に 勉強不足の状態のまま 皆と一緒の時期に 試験を受けに来るのですね。 すると、何が大変って 試験当日の試験官が 一番大変な目に合います。 去年、グレード試験の試験官を 務めた時は 個人・グループに関係なく、よく勉強してきた子が多く 大変スムーズに 試験が進んだのですが 今年は『全然勉強していないでしょう』 としか思えないような 生徒さんが多く できないので 何度もやり直すうちに、 通常12分で終わる試験が、1人20分もかかったりして 全員の試験が終わる頃には 試験官2名は疲労困憊。 …自分の生徒は こんなことにならないように しっかり勉強させようね、と 試験官同士 言い交わして 帰途につきました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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