ＭＹ研究所

　グレードの試験官を　してまいりました。　

学習者グレードは
『これだけの内容を学習し、理解しているか』
が　合格する基準ですので
同じ級で　合格したとしても
採点の内容によって、価値は全然違います。
　　　　　　
「大変よく理解できており、実力がついている」ならＡ
「そこそこ、力はついている」でＢ
「できていないこともないが、もうちょっと頑張りなさい」がＣ
「習った様子だけど、勉強が足りない」はＤ
「全くできていない」でＥ。
採点の平均がＣ以上なら合格、
Ｅが一つでもあれば、不合格。

大学の成績風に言うなら
Ａ→優　Ｂ→良　Ｃ→可　で、Ｅ→不可
可と不可の間に、クッションとしてＤがある、という感じです。

と、いうことはですね、
「オールＡ」か「ほぼオールＡ」で　合格した生徒さんは
本当の意味での　『合格』であり、
「平均してＢ」で　合格したなら『まあ、及第点』

「平均してＣ」で　ぎりぎり合格、という生徒さんは
『わかっていないわけでは無いようだから　合格をあげるけど、
　力は足りない。ちゃんと勉強しておくように。』
という意味なのです。

「平均して、Ａ寄りのＢ」くらいの生徒さんだと
試験もスムーズに進み、採点もしやすいのですが
「ほとんどＢとＣ」になる生徒さんは
もう、ヒントをあげて、フォローを入れて
どうにか　次の課題に進める、といった感じになります。

試験官をやって、疲労困憊の月曜日。
…自分の生徒さんに対して
すごく厳しくなってしまいそうで　怖いです。

いや　でも、本当に　基礎をちゃんとしておかないと。