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(えむわいけんきゅうじょ) ピアノの先生の日常と、音楽教室や音楽についてのお話。
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4小節ほどの、両手奏の曲の 初見演奏。 調は、ハ長調・ト長調・ヘ長調・イ短調 4分の3拍子か、4分の4拍子の課題です。 右手パートも左手パートも 基本的に5度の音程内で作られていますから 「手を置く場所」に気をつければ、指くぐりもなく 最後まで 弾くことができる課題。 メロディーに限っていえば、 各調の基本ポジション(ハ長調なら 音階最初のドレミファソ) に、手を用意しておけば スムーズに弾けるはずです。 ただし、注意しなければならないのは 単音のバスの動き(左手パート)。 基本的なポジションから外れることもあるので ハ長調だからと ドレミファソの位置に手を用意していても 弾けない場合があるのです。 伴奏(バス)の音は 基本2つ、「主音」と「属音」です。 つまり、 ハ長調なら ド(主)と ソ(属) ヘ長調なら ファ(主)と ド(属) この間を 行き来する動きが多いのです。 と、いうことは 『簡単なメロディーに 主音と属音だけで伴奏を付ける』 練習をしておけば、バスの動きも予測できるため 譜読みが格段に 楽になりますし 伴奏付けの予習にもなって、一石二鳥。 ついでに、 和音での伴奏付けも経験させてあげれば完璧です。 ちなみに、初めて初見に挑戦する時 バスティンを使っている生徒さんが苦手とするのは 基本ポジションから外れたところで 単音のバス(伴奏)が動く課題。(逆に、和音には強い)
一方で アキピアノ教本のような 対位法的なテキストを使っている生徒さんは 単音で動く伴奏に慣れているので 両声部が自由に動く初見には かなり強いです。 (カデンツをしっかり練習しておけば、和音も平気。) 日頃使っているテキストの パターンを見て それを補うレッスンをすることが 大切ですね。
書けると読める。 2013年03月01日 コメント(2)
上級者グレード試験よもやま話 2013年01月29日
ヤマハコンサートグレード 2012年08月15日 コメント(5)
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