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カテゴリ:音楽
中級くらいになった生徒さんに人気のドビュッシー。
名前が長くてすらっと出て来なかったりする 『グラドゥス・アド・パルナッスム博士』 (子供の領分) おどけたリズムが楽しい 『ゴリウォグのケーク・ウォーク』(子供の領分) ロマンティックな響きが美しい 『月の光』や『プレリュード』(ベルガマスク組曲) 『アラベスク 第1番』 音楽の才能が無かったら ただの問題児 と言えそうな逸話に事欠かないドビュッシー 作品は本当に美しいです。 寄席のような大衆演劇ものが結構お好きだったらしいドビュッシーは 「白人が黒人の真似っこをして歌い踊る」出し物が気に入って よく出かけていったそうなのですが この当時ヨーロッパで流行っていた「黒人音楽」に影響されて 「小さな黒人」「ゴリウォグのケークウォーク」 などを作曲したようです。 ドビュッシーの作品の中でも独特のこの作品 ジャズ好きな男の子の生徒さんに人気でして 「ゴリウォグ~」の方は難しいながらも 頑張って挑戦してくれています。 ところで 『ケークウォーク』って何なのか 昔から よく聞く曲ですが タイトルは「何だこりゃ」と思いつつも 先生に質問することなく流してしまったがため ???と思いつつ現在に至っております。 「ゴリウォグ」が 黒人キャラクターの操り人形の名前である という事を知ったのは ここ最近。 「ケークウォーク」は文字を見れば CAKE(ケーキ・菓子)とWalk(歩く) ケーキ歩きってなんですか。 今更ながら調べてみて ようやく出て来た説が 「ダンスの巧さをケーキを賭けて競い合ったから」 (あくまで“一説”です) ・・・思った以上にストレートな理由でした。 2拍子系の南米発祥の音楽。 というわけで、この音楽本来のノリを 実際に聴いてもらったらどうなるか、と 教室にエレクトーンが備え付けてあるので リズムプログラムから『アフロ・キューバン』を呼び出して これに合わせて演奏してみてもらいました。 楽しく ノリノリで演奏してもらえました。 一度、南米発祥の音楽を聴いてみてから このドビュッシーの「ケーク・ウォーク」をあらためて演奏すると かなり新鮮な気持ちで弾けます。 よろしかったら お試しを。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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