カテゴリ:練習方法
近所からピアノの音がときどき聞こえてきます。
朝であったり、夕方であったりしますが、私は、耳をすまして聞きます。いつも同じ曲を弾いているのですが、なんだか、上手に聞こえないのです。 上手いうまくない、というよりも、なぜだか音楽になって聞こえてこないのです。 どうしてだろうと、もっとよく聞いてみると、ところどころ止まってしまって、メロディーにならないのです。演奏のスピードは、普通の速度、つまり、CDやコンサートで聞くものと同じ速さ。 速く弾く、というのは、伝統のプレイヤーなら、誰でもプレッシャーに思ったことがあるでしょう。 けれども、速く弾いて、いつもつっかえつっかえ弾いていると、これは、「つっかえつっかえして弾く」練習をしているようなものにならないですか。失敗を体に覚えこませるようなことは、まずい! 練習は成功体験であった方がいいと思うので、一度まず、最後まで間違えずに、曲を弾き切ることを目標にしてみてほしいです。 そうすると、曲の印象だとか、ぽんと始まったら最後まで止まらず、淀みなく流れて行く音楽というものをつかむことができるでしょう。 そう、演奏するからには、音楽でなくては! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年09月27日 00時22分31秒
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