|
カテゴリ:’11秋ドラマ
「本当の母親...それはあなたたちが決めることです!」 最終回(第11話)の視聴率は、30%を超えるかと注目していたのですが・・・ それを遥かに超えて、驚異的な40.0%(関東地区)でした♪ 凄いですね♪ 40.0%は、『熱中時代』(1979年3月30日)、『太陽にほえろ!』(1979年7月20日)と並び、日本テレビのドラマ史上最高視聴率です。 他局を含めた連続ドラマ単回としては、TBSで2000年3月放送の『ビューティフルライフ』最終回(41.3%)以来、11年9ヶ月ぶりに40%を超えました。 現在の調査方法になった1977年以降、NHKの大河ドラマと朝の連続テレビ小説を除いたドラマでは、歴代5位タイでした。 関西地区では36.4%。 瞬間最高視聴率は、午後11時前後で、関東42.8%、関西39.0%でした。 その直前の「さよなら『家政婦のミタ』特別版」の視聴率も28.7%と、高視聴率でした。 こちらは殆ど総集編のような内容でしたが、それでもこの視聴率、凄いですね。
さて、その注目の最終回の内容は・・・ 制作サイドは、以前、「続編も映画化もない」と言ったそうですが、バリバリ、続編ありそうな雰囲気でしたね(^^;) 最後に別の家に行って終わる終わり方は、まさしく『家政婦は見た』と同じでした(汗) 三田さんの笑顔が見られたのは良かったですが、恵一からの業務命令で笑うなんて(^^;) それも、かすかな微笑でした♪ まあ、うららみたいに、満面の笑みを浮かべるよりは、三田さんのイメージを最後まで守って良かったかもしれません。 結局、恵一は誰とも再婚しませんでした。 でも、愛人だった風間美枝が田舎から帰って来ていて、阿須田家の子供達も優しかったので、もしかしたら、この人と再婚するかもしれませんね(^^;)
前回の最後、希衣ちゃんが三田さんに「お母さんになって」と頼んで、 三田さんが「承知しました」と言って終わりました。 今回、その事をお父さん・恵一に報告。 恵一もびっくりでしたが・・・ 三田さんは、本気で、サイン捺印済みの婚姻届を恵一に渡しました。 恵一は、結に相談(^^;) 自分で決められないとは(汗) 結婚はもう少し考えるとして、そういう方向で、いてもらうという事になりました。 そして、三田さんは母親として皆に接するようになりました。 料理は質素になるし、厳しくて、怖いし・・・ 恵一は胃潰瘍で入院。 益々、三田さんはエスカレートして・・・ 皆、予想外の豹変にびっくりして、幻滅。 もしかしたら、三田さんはこの家を乗っ取ろうとしているのではないかと疑い始めました。 その上、嫌な事ばかり起こって・・・ これって、不運な三田さんのせいにするかと思ったら、 うららが来なくなったからだと、子供達は思ったよう(^^;) びっくりでした。 うららは結婚式だというのに、子供達はうららちゃんの元に助けを求めて行きました。 うららは結婚式をやめて、阿須田家に来てしまいました。 そして、三田さんにうららが文句を。 三田さんは「私か、その人か、どっちか選びなさい」と、子供達に言いました。 「私とその人のどっちに守って貰いたいのか、あなた達にとって本当に必要なのか・・・」 海斗「無理だよ、どっちか選べだなんて」 結「私は、うららちゃんは、何があっても私達の事を大切に思ってくれるし、 絶対に裏切らないって信じてる。だから・・・ (うららに)うららちゃんに私達の傍にずっといて欲しい。 (三田に)あなたは私達のお母さんじゃない」 三田「分かりました。なら、私は出て行きます」 希衣「ちょっと待って、三田さん」 三田「止めても無駄ですよ。 あなた達が決めたんだから・・・」
三田さんは出て行きました。 うららは、きっと自分のためだったのではないかと思い、三田さんを追いかけました。 三田さんは追いかけて来たうららを何度も殴りました。 うららは驚いて、さすがに、怒って殴り返しました。 三田「そうやって、怒って下さい。 泣きたい時は泣いて下さい。 気を遣って無理に笑顔を作る事はやめて下さい。 ご機嫌を取ったり、顔色を伺うような事もやめて下さい。 あの人達の家族になりたいのなら。 本当に、あの家族を守る気なら・・・」 うらら「でも、私は・・・」 三田「あなたは、旦那様の妻にはなれないかもしれない。 子供達の母親になれないかもしれない。 でも、保護者にはなれます。 これからは、甘いだけじゃなく、厳しい事も言って下さい。 今までのように、あなたがババを引いて、あの家族に降りかかる災いを全て跳ね返して下さい。 そして・・・最後には、いつもあなたの笑顔で皆を包んで下さい。 あなたは、私のようになっては絶対ダメです」 うらら「分かった。 私はずっと笑顔を忘れずに生きていく」
そして、恵一が、明日はクリスマス・イブだから、明日まで子供達と一緒にいて欲しいと頼みました。
うららちゃんが結婚をドタキャンした相手の男性は、うららちゃんに触発されて、自分も好きだった女性の結婚式に乱入して花嫁を奪い去りました。 その恋人の女性、父親に逆らえなくて、お見合いした相手と結婚するところでした。 その捨てられた新郎、美枝を弄んだ名取だったので笑ってしまいました♪(笑) 逃げた新婦が常務の娘さんのようです(^^;) まさか、ここで繋がるとは思ってなかったので、彼の悔しそうな姿を見て、すっきりしました(^^)
隣りのおばさん・真利子は、遂に離婚するようです。 翼君の親権を取られたしまったようで、悲しそうでした。 恵一が慰めました。 皆、それなりの結末があって良かったです。
「三田さんの誕生日は12月25日。 “三田”は、“サンタ”とも読めるから、三田さんはサンタクロースかも」 と海斗君が言いました。 それはちょっとこじつけかも?(汗) 大体、25日に生まれたのは、サンタではなくて、イエス・キリストですし・・・(^^;) 日本では、クリスマスはサンタのお祭りのようです(汗)
お誕生日のプレゼントは何がいいか、皆が三田さんに聞きました。 三田「希衣さん、私の石をいただけませんか?」 でも、希衣ちゃんは泣いて嫌がりました。 石をあの箱から出すと、家族ではなくなってしまうという事なのでしょう。 最後に、一緒にクリスマスの食事会をしました。 三田さんも一緒にテーブルに着きました。
所長さんが、沖縄で家政婦紹介所を開く事になって、三田さん、明日、出発するそうです。 それを聞いて、希衣ちゃんは泣きました。 結も「恩返しをしたかったのに」と。 三田「それはもう十分です。 皆さんのお陰で、少しですが、光を取り戻す事ができました。 ただ、死んだ夫と息子への思いは、一生、消えることはありません。 2人を死なせてしまった十字架は一生、背負って行くしかないんです。 でも、これからは・・・ 皆さんのお陰で取り戻すことができた小さな灯を頼りに、家政婦として働いて行こうと思います。 自分の意思で」 恵一「分かりました。 どうしても辞めると言うのなら、最後の業務命令です。 三田さん、笑って下さい。 今でも亡くなったご主人と息子さんのために笑ってはいけないと思ってるんだろうけど、 そんな事、本当に2人が望んでいると思いますか? 僕達のために、いや、亡くなったご主人と息子さんのために笑って欲しいんです。 このまま、笑顔を見せないでいなくなるなんて卑怯ですよ。 納得できませんよ。 笑って下さい、三田さん」 三田「承知しました」 そして、一人一人に微笑みかけました。 この薄い笑顔が微妙でした(^^;) でも、これが今回のヤマだったでしょう。 どんな笑顔になるか・・・ 三田さんらしい微笑でした♪
最後に出発を見送りたいとのことで、翌日、三田さんが、わざわざ家の近くのバス停に来て、所長さんの乗っていたバスに乗るのを見送りました。 後で、希衣ちゃんがうららと一緒に来て・・・ 三田さんの石を渡しました。 ただの石ですが、きっと三田さんの宝物となるでしょう♪ 三田さんは自分が作ったパンダを渡しました。 その裏にメッセージが。 「わたくしはキイさんのことがだいすきです」 希衣ちゃんは喜んで泣いて抱きつきました。(このシーンが瞬間最高視聴率でした) 皆も追いかけて来て・・・ 皆で三田さんが歩いて行くのを見送りました。 歩いて行くより、次のバスを待った方がいいのでは?(汗) とにかく、最後は三田さんが新しい家に家政婦として行って・・・ 三田「晴海家政婦紹介所からまいりました。家政婦の三田です」 <完>
あの家の家族がどんな人達なのか、気になります(笑) 本当に、素晴らしいドラマでした♪ 「承知しました」と「業務命令」が流行りました(笑) 終わってしまって、残念です。。。
【視聴率推移と過去レビュー】 (視聴率は関東地区) [第1話]19.5% [第2話]18.7% [第3話]19.8% [第4話]19.5% [第5話]22.5% [第6話]23.4% [第7話]23.5% [第8話]29.6% [第9話]27.6% [第10話]28.6% [最終話]40.0% [平均視聴率]25.2% 第9話以前のレビューは、第10話から飛んでください。 第2話以外は全部レビューあります。
楽天には、TBをかけられないので、ミラーブログ『ショコラの日記帳・別館』へお願いします。 <トラックバックURL> http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/574086/53545110
できましたら、応援クリックよろしくお願いします♪(^^) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[’11秋ドラマ] カテゴリの最新記事
|