親のありがたみ
私の妊娠報告に際して たくさんのお祝いメッセージ ありがとうございました学校のお母さんたちとか 近所のママとか 友達からも いっぱいおめでとうって言ってもらえて わたしはこんな幸せなめにあっていいのかと・・・・。治療を頑張ってらっしゃる方々にくらべ (期間は私もけっこう長いものの)ほとんど努力らしいこともしていないし 泣いた数だって まだまだ少ないほうだと思います。でも「頑張ってたよぉ」とか「辛かったでしょう」とか 「あたしもすごく嬉しい」という言葉をたくさんもらったので 私って 人から見て頑張ってるうちに入ってたのかなと 思ったりもしてます。ことがうまく進みすぎると 逆に 「そんな。わたしなんか」と 思ってしまうこの自信のなさは なんなんだろう。悩むのが好きなのかもしれません。だから まだ 試練が足りないと 自分で思ったのかもしれません。実は 私のネットなどでのお友達が二人も妊娠してて!!治療のブログで知り合った方じゃなくて 以前から 友達だった人。二人とも 私よりちょっとはやいぐらいで ビックリするばかりです。治療やその他で 辛いときに支えてもらったり 励ましあったりしてきてたんだけど その人たちが 私にまで妊娠菌をくれたような気がします。ここには詳しい事は書けないけど おめでとう。母も 10日間の間 ずっと泊まり込んで家のことなどをしてくれました。昨日 私の健診に付き添ってから帰っていきましたが ばあちゃんがいなくなってから タムが車の中で突っ伏して声を殺して泣いていて それを見た私も我慢できなくなって ワンワン泣いてしまいました。家に帰ってからも 母の残像が残ってて 母が座っていた場所とか 母が置いていった鈴とか 台所には大豆の煮たのとか ハンバーグとか 二日分ぐらいの料理が色々入ってて それを見ただけでまた 母を思い出して涙があふれ 昨日は何度も何度も タムと泣きました。毎日草取りをしたり ずっと料理をしていました。車がない母は 買い物も歩いて行っていました。長い長い坂道を 重い買い物袋を下げて。何が食べたいとぽつりとでも言えば ちょっとした隙に買い物に行って すぐに作ってきてくれました。そして 父。短気だったので 以前は母が泊まりに来てても 父が「これはどうするんだ!」とか「何が無い!」とか言ってけっこう怒って電話をしてくることが多かったのですが 今回は父だけで10日も生活できた上に 一度も怒らなかったのです。年をとったということも感じてはいましたが それ以上に こんなにやもめ生活を長くしてくれたということは 私のためを思うからこそです。食事とか 自分では何もしない父だったのに 思ったより母の滞在が長引いたので ご飯を炊いたり たけのこを煮たり おつゆを炊いたと言っては 電話がきてて なんだか ありがたくて 涙が出て 仕方がありませんでした。こういう状況になってみてはじめて分かる親のありがたみ・・・。綺麗に草が抜かれた庭を見ながら私はなんて親不孝な娘だったんだろうと 今までの自分をとても恥じて 涙が止まりません。父のためにも 母のためにも 頑張って元気な赤ちゃんを産みたいと思います。