テーマ:小学生ママの日記(28703)
カテゴリ:我が家のこと
今日は息子の小学校の入学式。生後10ヶ月から5年間お世話になった保育園は私の職場の近くだったため、引っ越してきたこの土地にはまだ、お友達と呼べる人はいませんが、息子はその状況にあまり戸惑いを感じていない様子。親の心配をよそにはりきって小学校の門をくぐりました。
新1年生は107名。クラスは全部で4クラスです。ひとクラスは26名か27名。私も夫も、自分が小学校を卒業して以来足を踏み入れるこの環境に少々興奮気味です。 式が終わると新しい教室へ移動。いろんな「お道具」が机の上に並べられています。 教科書、ノート、引き出し、そして算数セット。 「算数セット」あった、あった、ありました。しかもその中身たるや、20年以上前に私たちが使用した様式のものとほぼ同じです。お花の形をした磁石つきの赤、黄、緑のおはじきや、数の単位を繰り上げていくときに使う「棒」みたいなものとか…。ロングセラーなんですね~。と感心しつつ、ふと思い出したのが、息子が卒園した保育園で使われていたお道具箱。そこのお道具箱の柄は私が同じ年頃に幼稚園で使っていたものと同じだったのです。同じようにロングセラー商品であることは間違いないのですが、ただ、違っていたのは、園の考え方でさまざまなお道具は、個人購入ではなく、保育園のものとして世代から世代へ「共有」で使われていたという点。「下の子たちがまた使うから大事に使おうね」と想いあいながら何世代という園児が同じ道具を使い続けていました。そういうわけで、通っていた5年間で、道具という道具を購入したことがなかったのです。正直、小学校は義務教育ですが、お道具関係をそろえるのに結構な費用がかさみます。「算数セット」ねぇ…「共有する」って形も素敵だと思うんですけどね。 そして最後に記念写真の撮影。他のクラスの撮影が終わるまで、少し空き時間がありました。クラス内では同じ保育園のお友達同士で、すでに楽しそうにしている子どもたちもいます。息子はどうするのか、じっと観察していると、輪に入るタイミングをじっとうかがっている様子。そのうち輪の中の一人が「おもしろい顔芸」を始めました。そこですかさず自分の長年(?)暖めた顔芸を披露する息子。「笑いをとりに行くことに貪欲な息子」を見ながら、つくづく「笑い」の持つ、相手に対する心の扉をぱっと開け放たせる力って理屈を超えるような~と感心させられました。通りでこのアウェイ感に戸惑いを感じていなかったわけです。その後一気に打ち解けて輪の中に溶けこんでいったのは言うまでもありません。(調子に乗り過ぎないといいのですが…その点はちょっと心配) 何はともあれ、我が家の新しい生活はこんな感じでスタートしました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年04月10日 23時38分08秒
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