5番ロッド
師匠は#5を愛用している。おれっちの愛用は、#6。スウェーデンの地のブランドでGuide Lineというのだが、初心者らしくお店の人の言いなりに買ったもの。でも、使いやすくてかなり気に入っているし、実際この店の兄ちゃんは、かなりの手練でアドバイスが的確なので、信用してる。これがまた愛嬌のいい兄ちゃんで、酒も女もやらずに人生フライフィッシングあるのみといった趣の人。で、愛用の6番は湖でしかも風が強い時には重宝しているが、リールの方はちょっと重いことと、カリカリと安っぽい音がするのが最近気に入らない。それに、2-3kgクラスのトラウトだと竿のパワーで余裕であがってしまうのが、ちと物足りない。最近の僕はヒットしても、頭の中が真っ白でアドレナリン大放出という時期を越えたらしく、それなりに冷静にファイトを楽しめるようになってきたからだ。(でも、遊びすぎてよくバラすんだけどね。それでも頭の中では釣れた数にカウントしたりして、情けない)あーあ、なんかいい口実ないかな?と思ってると、最近赴任されたフライフィッシングの大先生と家族で釣りに行く約束をしてたではないか!大先生はご夫婦でドライフライが好きとの事。ウチの奥さんは海釣り大好きなんだが、せっかくなので一緒に行こうという話になっている。「まあ、子供もいるし、初めてだし、オレッチの#8で釣らせておけばいいや」と思ってたのだが、やっぱりせっかくなのでちゃんと釣らせてあげたいとも思っていたところ。これは大チャンス到来!早速、大先生に相談してみるとオススメはSage, Winston, G-Loomis、そして、硬めの竿が良いとも。なんでも、硬めの竿は流行らないので安めなのだとか。でもねえ。ハァ。高けえよ。しかもWinstonなんてスウェーデンで売ってないし。なんか無いかなあ?スウェーデンで、しかもネットで買える奴。そして探すこと半日。なんじゃ、Fulling Mill?聞いたこと無いぞ。値段がそこそこなのに、Life Time Warrantyがついてる。イギリス製。日本では売ってないみたい。なんか怪しい。でも、色々評価を調べてみると、コストパフォーマンス的にも、ロッドのパフォーマンス的にも評価が高い。一番高いロッドでも3000SEK、しかもセールで2000SEKになってるではないか。しかもLost以外の全ての理由で無償交換の保障つき。ブランクも結構良いものみたいだし、ガイドとバットはチタン。ステイは木製で、高級感がある。試してソンはなさそう。師匠に話してみると、なんかよさげなじゃい?っていう反応。オレも買おうかな位の勢い。でもね、本当は師匠に相談する前に発注しちゃったんだ。ああ、早く届いて欲しい。