英語でグリーン車は?
春休み、ムスメと京都に行ったときのこと。まぁ、外国からの観光客の多かったこと。英語圏の人たちだけじゃなくて、中国語を話している人も多かったし、スペイン語かポルトガル語の人たちもそこそこいたし、ドイツ語、フランス語と思しき言葉をしゃべっている人たち、わかんないけどヨーロッパ系?と思われる人たち、さらには見た目も言葉も東南アジア系の人たち・・・。ここはどこの国??って感じでした。若い頃、いろんな国をほっつき歩いていた私には、さほど違和感なかったんですけど、ムスメは、そういう光景は見たことがなかったようで、しみじみと「白人さんって・・・きれいだね~~~」とつぶやいていたのが印象的でした(^^;;;)ムスメの目には異世界にうつったかもしれません。ま、そんなこんなで、ある日、京都駅の自販機で新幹線のチケットを買っていたときのこと。自販機は3台並んでいて、私は左側、真ん中に美しくうら若き女性(^^;)、そして右側にアメリカ人の青年がいました。で、そのアメリカ人の青年、チケットを買うのにちょっと困っていたようで。隣の美しく若き女性に英語で、「グリーン車と普通車ってどう違うの?」と聞いていました。しかし、その女性、残念ながら英語がわからなかったようで、困ったような「??」という顔をして、その青年の質問をスルーしてしまいました。それをねぇ…私は理解してしまったわけですよ。この青年、ひょっとしたら、この若く美しき女性とお近づきになりたくて声をかけるきっかけがほしくて質問したのかもしれない、でも、本当に困っているのかもしれない…どうする私!?と思ったんですけど、ま、お節介なおばちゃんのフリをして(フリですよ、フリ)お答えして差し上げました。といっても、若干パニくってたのか、もう文法なんかひっちゃかめっちゃか、単語の羅列、的なお答えしかできなかったんですけど。"The green car is a sort of a special, deluxe car,and the ordinary car is a normal one"(文法とか語句の選択とか、細かいことは見逃して下さいな・・・)すると、その青年ordinary carに対して"Oh, regular one!"と。なるほど。それにしても、自販機に英語表示をつけたのは一歩前進ですが、よく考えてみたら、外国の方に"green car"って直訳した表示はわからないわ~~~~。ordinaryも、その青年にはぴんと来ない表現だったのでしょう。確かに、日本語の普通車の普通とはちょっと意味合いが違う雰囲気の単語ですから。いっそ、飛行機のように、"first class", "economy class"って表示したらいいのに(^^;;;)おばちゃんが口出ししてごめんね、と思ったものの、その青年に軽く"thanks"といわれて、まぁ、役には立ったのかな?と自己満足。でも、意表をついたところから好反応が。「お母さん、すご~~~~い!英語しゃべってた!!」中身がわかれば、文法×の単語の羅列でしたが、ムスメには「母がぺらぺらと英語をしゃべってる」ように見えたようで。えっへん。母、面目躍如。ちょっとは見直してくれたかしら??・・・っていうか、ムスメの前では英語をしゃべったことがなかったか・・・、と、英語しゃべってない歴の長さを痛感もした出来事でした。