ムスメのピアノにものだめ効果
ムスメ、只今、来月末のピアノコンクールに向けて練習中です・・・っていっても、「こどもコンクール」っていう低学年限定のもので、しかも、「先生、このレベルの曲で本当にいいんですかっっ?」って大変不安なくらい簡単な曲なんですが。先生、レベル把握してますよね、指導経験ありますよね?などとは、決して聞けない。聞いたら、顔面蒼白になりそうな気もする・・・とにかく、コンクールというものを経験する、という目的で、でもまぁ、恥をかかないくらいのレベルにはもっていきたい、ということで、家でも練習しています。ただ、ムスメ。楽譜通りにきちんとひく分には上手に弾けているのだけど、どうも、ピアノのところは音が聞こえないくらい小さくとか、フォルテのところはたたきつけるようにバンバンっと、とか、なんだろう~・・・機械が弾いているみたい。もうちょっとこう、楽しげに柔らかく弾いてほしいなぁ、と思うのだけど、こんな小さい子にそんなこと言ってもわからない。そんなときにひらめいた「あのさ、『のだめ』でさ、ミルヒーが千秋に『くねくね~~』って弾きなさいって言ってたでしょ~。あんな感じに弾いてみたら?」(厳密には、ミルヒーが千秋に言ったのは「感情を込めて」という意味の言葉だったのだけど、それを千秋が「くねくねなんて、できません!」と反発するシーンだったと思う)するとムスメ、「あ、そっか~」と、バンバンたたきつける弾き方をあらため、全体的にだいぶそれらしい弾き方になりました。いやぁ・・・何がわかったのかよくわかんないのだけど(^^;)、とりあえず、『のだめ』さまさまです。ムスメは、コンクールというもの自体も今ひとつピンと来ていなかったのですが、前回のTV版『のだめ』が、のだめがコンクールに出る(それに向けて特訓する)というストーリーだったので、ムスメにもコンクールとはなんぞや?ということがわかったようです。(でも、ドレスは着ない!そうです。いえ、私も着せるつもりはありませんが)でも、「ねぇねぇ、ボク、一番とれるかなぁ?」って・・・そんなところまでのだめちゃんと同じようなこと言わないでください(涙)まぁ、のだめ曰く「負けるためにコンクールに出る人なんているんですか!?」ですから、一番を目指すことは悪いことではないですが・・・このところ、我が家で連日かかっているのだめオーケストラのCD。なので、ムスメは収録曲のほとんどのメロディーを覚えてしまいました。のだめブームの前は、私がクラッシックのCDを聞いていたら、「つまんないから消して~!」とか言ってたくせに、のだめならいいのか~~~!!!でも、ショパンのプレリュードを聴いて「太田胃散」のCMを思い出すとか、エルガーの威風堂々で「あたしんち」(エンディングで流れていたことが)を思い出すとか、うちのムスコみたいにシューマンのトロイメライを聞いて「学校で居残りさせられたこと」を思い出したりとか(下校時刻に流れていたらしい・・・)そういう、とんちんかんなクラッシック曲のイメージがつかない分、のだめの教育効果、なかなかGOODです。これも買いたいなぁ~・・・と思っているのだけど、税込み7,800円は高いなぁ・・・8枚組だけど(悩)