2018年9月23日 観音峰山(1348m)
この2ヶ月、日曜日にお天気が悪い日が多かったことと、義弟のことがあったのでなかなか山に登れなかった。義弟が亡くなってもただ悲しんでいるわけにはいかず、義弟の仕事の後始末が思った以上に作業量も気苦労も多くて、私たち夫婦はストレスで体調不良を感じ始めていた。これではいけないと、22日の仕事の合間にお墓参りを済ませ、お彼岸中日の23日、思い切って山へ行くことにした。幸いお天気も良く、いつもの山の友人も一緒に、久々に4人でのお山はやはりお手軽な観音峰山。この季節、もう川遊びの人は居ないだろうから、6時半にこっちを出発しても駐車場は空いているだろうと思ったのが大間違い。3連休ということで、みたらい渓谷散策の人だろう、多くの車が停まっていた。駐車場前の温度計は14度。モミジがほのかに色づいている。8時45分、登山開始。登り始めるとすぐにキノコが目についた。これ以降、次々に違う種類のキノコが生えていて、その度に写真を撮るのでなかなか進まない。ホコリタケ。押すと中心の穴から胞子が煙のように飛び出した。その合間にちょこっとお花の写真。ホトトギスが咲いていることを期待していたのだが、ほとんどが蕾で、第一展望台の下に一輪ともう一ヶ所に一輪咲いているのを見つけただけだった。ぼけぼけ・・・。この花はアケボノソウ。観音平では白いヤマシャクヤクの花の後は全く見られなかったけれど、観音峰展望台付近ではベニバナヤマシャクヤクの花の後がたくさん見られた。ベニバナヤマシャクヤクのそばにはトリカブトも咲いていた。展望台から山頂を目指すと、さらに新しい種類のキノコが。この赤いキノコはおそらくタマゴタケ。毒々しい色だが、食用だという。11時20分、山頂到着。お腹が空いていたけれど、やはり展望の良い所で食べたいと展望台まで戻ることにした。段々お天気も良くなったので、山の写真も映える。暑い日差しの中、展望台の石碑の下でお昼ご飯にする。正面の大日山がゴリラの顔に見えた。駐車場に戻ったのが13時30分。天の川温泉で汗を流し、道の駅「黒滝」で陀羅尼助の飴とおせち料理の栗きんとん用に生栗を買い、五條でお酒を買っても17時に自宅に帰り着くことが出来た。京奈和道が阪和高速と繋がったのが大きいが、今年度中に阪和高速に和歌山南インターができるらしいから、それが完成すればもっと早く行き来できるようになる。待ち遠しい。 14053歩 天の川温泉