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カテゴリ:オペラ ライブ
太棹や三絃の響きと打楽器がシェーンベルクのような不思議な味わい出して、とても印象的でした。それに鏡使った演出が幽玄さかもしだしてました。
第一部、まずは雰囲気づくり。三絃にのって義太夫ばりに「語る」。ところが途中、ピアノと笛になるとビリー・ジョエルばりにモダンジャズっぽくなり、三絃になるとまだ義太夫みたいになる。これ一節ごとなんだからすごいです。 第二部はオペラというより楽劇。ドイツオペラ愛好にはたまらないと思います。去年見た「モーゼとアロン」思い出しました。 清純そうで狂気秘めた夜長姫の飯田みち代さんにゾクゾクして、満足です!彼女の狂気に魅せられました。 屏風、彼岸花の造花、そしてライティングが和の雰囲気醸し出してました。 第一部 昔噺「おいぼれ神様」 詩 大岡 信 作曲 間宮 芳生 バリトン 竹澤 嘉明 演奏 東京室内歌劇場アンサンブル 三絃・ 笛・ピアノ・打楽器 第二部 オペラ「夜長姫と耳男」 作曲 間宮芳生 原作 坂口安吾 指揮 寺嶋 陸也 演出 中村 敬一 夜長姫(ソプラノ)飯田みち代 耳男(バリトン)水野賢司 夜長の長者(テノール)斉藤忠生 アナマロ(バリトン)和田ひでき エナコ(ソブラノ)小林菜美 平成20年7月26日 第一生命ホール[晴海トリトンスクエア内]にて お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年07月27日 11時03分38秒
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