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カテゴリ:オペラ ライブ
ザ・グルベローヴァどころじゃない、ザ・ドニゼッティでした!!衣裳と装置がないだけで、まるきりオペラです、声の競演すばらしすぎます!!!
もちろんグルベローヴァ、最初から最後まで女王でした。声で、今は廷臣を相手にしてるのか、恋を感じているのか、嫉妬に狂ってるのか、どんな場面かわかります。すばらしい!最高です! やっぱ圧巻はフィナーレの狂乱。ありとあらゆるテクニック使っての歌と思いに、息が詰まりそうでした。最後の三点Es、ピアニシモからフォルテへと高まっていく、あれでノックダウンです。 歌手がみんないいですねぇ。 待ち焦がれたホセ・ブロス、期待どおり!高潔なパワーに圧倒です ノッティンガム公爵のロベルト・フロンターリの、復讐に燃える怒濤の声が、ホント怖かったです。 そして今回舞台を盛り上げたのは、サラのナディア・クラチテヴァでしょう。高音から低音まで全くムラがない、どこの音程もきれいに響く。そしてあの迫真の演技と表現は、本当に演奏会形式だということを忘れさせてしまいました。 私はこの演目はCDやDVDでしか聞いたことないため、オケは全体的な音色しか感じたことなかったのですが、今日はたまたま一階のかなり前の方だったので、舞台のオケの楽器ごとが奏でる一音一音を聞くことができました。新たな発見続出て、こちらも堪能。 あと合唱はこういう風に来てる人全員でやるからこそ、パワーありますね。 なんか興奮して一気に書いてしまいました。平日夜だけどメイン四人とハイダーでサイン会もしてくれましたし。その前に甲斐栄次郎さんにもサインいただきました。 ナディア・クラチテヴァって直で会うと普通の女の子なのに、あんなドラマティックな表現してしまうのが不思議です。 そしてグルベローヴァのグレーの瞳には吸い込まれそうでした。 もう一回聞きに行きます! 指揮 フリードリッヒ・ハイダー 合唱指揮 トーマス・ラング エリザベッタ エデイタ・グルベローヴァ ノッティンガム公爵 ロベルト・フロンターリ サラ ナディア・クラチテヴァ ロベルト・デヴェリュー ホセ・ブロス セシル卿 ペーター・イェロシッツ グアルティエロ・ローリー卿 甲斐栄次郎 小姓 伊地知宏幸 ノッティンガム公爵の従者 マリオ・ステッラー ウィーン国立歌劇場管弦楽団 ウィーン国立歌劇場合唱指揮団 平成20年11月4日 東京文化会館にて お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年11月05日 00時05分40秒
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