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2008年11月04日
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カテゴリ:オペラ ライブ
ザ・グルベローヴァどころじゃない、ザ・ドニゼッティでした!!衣裳と装置がないだけで、まるきりオペラです、声の競演すばらしすぎます!!!


もちろんグルベローヴァ、最初から最後まで女王でした。声で、今は廷臣を相手にしてるのか、恋を感じているのか、嫉妬に狂ってるのか、どんな場面かわかります。すばらしい!最高です!

やっぱ圧巻はフィナーレの狂乱。ありとあらゆるテクニック使っての歌と思いに、息が詰まりそうでした。最後の三点Es、ピアニシモからフォルテへと高まっていく、あれでノックダウンです。


歌手がみんないいですねぇ。

待ち焦がれたホセ・ブロス、期待どおり!高潔なパワーに圧倒です

ノッティンガム公爵のロベルト・フロンターリの、復讐に燃える怒濤の声が、ホント怖かったです。

そして今回舞台を盛り上げたのは、サラのナディア・クラチテヴァでしょう。高音から低音まで全くムラがない、どこの音程もきれいに響く。そしてあの迫真の演技と表現は、本当に演奏会形式だということを忘れさせてしまいました。


私はこの演目はCDやDVDでしか聞いたことないため、オケは全体的な音色しか感じたことなかったのですが、今日はたまたま一階のかなり前の方だったので、舞台のオケの楽器ごとが奏でる一音一音を聞くことができました。新たな発見続出て、こちらも堪能。

あと合唱はこういう風に来てる人全員でやるからこそ、パワーありますね。


なんか興奮して一気に書いてしまいました。平日夜だけどメイン四人とハイダーでサイン会もしてくれましたし。その前に甲斐栄次郎さんにもサインいただきました。

ナディア・クラチテヴァって直で会うと普通の女の子なのに、あんなドラマティックな表現してしまうのが不思議です。

そしてグルベローヴァのグレーの瞳には吸い込まれそうでした。


もう一回聞きに行きます!


指揮 フリードリッヒ・ハイダー
合唱指揮 トーマス・ラング

エリザベッタ エデイタ・グルベローヴァ
ノッティンガム公爵 ロベルト・フロンターリ
サラ ナディア・クラチテヴァ
ロベルト・デヴェリュー ホセ・ブロス
セシル卿 ペーター・イェロシッツ
グアルティエロ・ローリー卿 甲斐栄次郎
小姓 伊地知宏幸
ノッティンガム公爵の従者 マリオ・ステッラー

ウィーン国立歌劇場管弦楽団
ウィーン国立歌劇場合唱指揮団

平成20年11月4日 東京文化会館にて





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Last updated  2008年11月05日 00時05分40秒
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