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カテゴリ:オペラ ライブ
客席と二人が一体になって楽しんだ、二人の人柄がよくあらわれたいいコンサートだったと思います。とても幸せな気持ちになれました。
前半はぎこちなかった二人でしたが、後半はノッてきてます! メイの夢遊病の女、やっぱよかったですね~デセイはカヴァレッタの2回目でコロラトゥーラ聞かせますから、初めて生で最初から最後までコロラトゥーラバリバリのアミーナを聞きました。 彼女は、明るいけれど微妙な愁いのある声なので、アミーナに(特にフィナーレのカヴァティーナに)合っているんでしょうね! そのあとの愛の妙薬のアディーナも、持ち前のチャーミングさを生かして、シラグーザのネモリーノとのデュオはとてもいい雰囲気でした。 シラグーザは、夏に聞いたドン・ラミーロもそうでしたが、たぶん今ノッてるんでしょう、超高音連発!!わたしは、甘くて、でもとても誠実さを感じるシラグーザの声がとても好きなので、堪能できました。 正直、連隊の娘「マリーのそばにいるために」は、譜面見ながらということもあり、いまいちだったかな?(生で聞いたファン・ディエゴ・フローレスの、あまりにもすばらしかったこの歌の感動が強すぎるということも) でもアンコール2曲目でのAh! mes amis では、存分に魅力を発揮してくれました。 今日はアンコール6曲もやってくれたんです! 後半の二人のいい雰囲気をうまく醸し出した、アンコール3曲目のデ・クルティスの忘れな草(*)がとても印象に残ってます。(*当初記入が誤っていたので訂正しました) 大きなホールなのにサロンのコンサートみたいな、親近感あるコンサートでした。パフォーマンスもとても愉快!やっぱ二人とも陽気なイタリアンなんですね!人柄が雰囲気を盛り上げたんだと思います。 今日はグルベローヴァ様ライブと重なって・・東京芸術劇場大ホールは、1階は埋まっているものの、2・3階はもうスカスカでした。 でもそのかわり本当に二人を聞きたい人が集まって、曲もみんなわかっていて、だからこそ熱烈な拍手を送って、二人もそれに答えてくれたような気がします。サインもらった時のスキンシップも陽気!この場にいてよかった、二人に会えてよかった、そんな癒された気持ちで帰ってきました。 平成20年11月13日 東京芸術劇場大ホールにて お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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