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カテゴリ:オペラ CD・DVD・他
去年出た、エジンバラ音楽祭1957年音源の「La Sonnambula」。 気になってはいましたが、でもデセイ、バルトリと現代歌手の「夢遊病の娘」新盤続いて聞いてきたし、今更過去のもなぁ・・とか思って「聞かず嫌い」になっていたのですが・・ やっぱ絶頂期のマリア・カラスってすっっごいです! 録音もかなり良いし、きれいにリマスターされてます。 カラスの貴重な、絶頂期のきれいな音源ライブでは? なによりすごいのは、声だけなのにオーラを感じてしまうこと。 強弱、緩急、そして全く乱れのないアジリタ、朗々と響く超高音と、アミーナをあらとあらゆるテクニックで表情付けしています。 こんなアミーナ直接聞いたら、もう聞いた人が「夢遊病」ならぬ夢心地になってしまいますね!! アントニーノ・ヴォットーの指揮、ニコラ・モンティのエルヴィーノ、ニコラ・ザッカリアのロドルフォ伯爵、フィオレンツァ・コッソットのテレサと、共演も豪華。 はっきりいって、同じヴォットー指揮1957年EMIのスタジオ録音盤(主要歌手は一緒)よりひきつけられます。この辺がライブの醍醐味なのでしょうか。 タワレコでは値下げになって、価格もリーズナブルになってます。 私は、カラスってそんなに好きではないのですが、やっぱこんな最絶頂期のしかもライブの声聞いたら、完璧降参です。 オペラは歌が勝負なのだと再認識。 超おすすめです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年03月29日 12時00分46秒
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