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カテゴリ:オペラ ライブ
とにかく、ず~っと楽しい気分で見ることができました。
指揮がどうのとか、カサロヴァの歌い方がどうのとか、デ・カンディアのアジリタテクが甘いとか、グロイスベックがアリアを下げて歌ってるとか・・・でも、ブッフォは楽しくなきゃ!が持論の私にとっては、ウキウキすれば「そんなの関係ねぇ!」
彼はおそらく観客の反応で舞台でどんどん調子あげるタイプなのでしょう。 でもやっぱ歌手がノリだすと、こちらも身を寄りだします。2幕アリアはオケと一緒にこれでもかとエンディングで延ばすハイC、そして今日はアンコールで期待していたハイDも出してくれました。 私は、ソロリサイタルも含めて、ここ1年ちょっとの間にシラグーザを6回聞いていて、しかも5回はこのドン・ラミーロ王子なんですよね~すっかりハマッてしまっています(笑)
デ・シモーネもずっと同じ調子維持して、すばらしいです。抑制しているからこそのおかしさ、さすがです。
こうして、何回も聞くと、緊張の流れがよくわかります。 初日はみんな緊張していました。 リラックスしてくるのが充実に向かったり、逆にだんだん疲れてきたり、悩んだままだったり・・・ほんの二週間くらいでも、こんなさまざまな変化が見えてくるのですから、ハイレベルを維持して常に同じ水準を聞かせることは、本当に大変かつすばらしいことだなあと感じました。
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Last updated
2009年06月20日 20時24分30秒
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