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2009年09月13日
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カテゴリ:オペラ ライブ

20090913.jpg

今日のガッテイはノッてました。1幕は昨日よりなんと展開早いこと!またまた楽しんでしまいました。


やっぱバルバラ・フリットリの気品あって、それでいて芯を感じる歌声がいいですね!4幕、カルロとの二重唱でピアニシモで名残惜しそうに歌う部分が、私の今日のベストです。
彼女の表現する世界に陶酔してしまいます。

 

ドン・カルロはスチュアート・ニールでしたが、最初から飛ばす飛ばす。1幕のロドリーゴとの二重唱は、迫力ありすぎて圧倒されてしまった。

過去をひきずって決別できない優柔不断さというより、分別が足りなくて突っ走ってしまうヤンチャなイメージで、ロドリーゴは彼を戒めるために死んだような感じです。リリックさが強い声で、かつ高音もバシバシ決めていきます。まさに軍人カルロでした。
見た目はまん丸なんで、絞ったヴァルガスより分が悪いですが、でも歌はずっとよかったです。

 

アンナ・スミルノヴァは、ザージックに比べれば小粒と感じられてしまいますが、ヴェールの歌のコロラトゥーラもスピードにのっていたし、呪わしき美貌はさすがの迫力だし、私は出演者とのバランス的にも、たいへんよかったと感じます。

ヴェールの歌で、腰につけていたヴェールが落ちたのに気がつかず、歌が始まる直前に女官にかぶせようとしたら、ない!と手があたふた、拾った女官役が渡して、サッとかぶせて歌へ、とライブならではのハプニング?もありました。


でもなんといっても、今回はルネ・パーペがとにかくすばらしい。ラミーが降板して(当初は今日はラミー)、連チャンになりますが、歌い切りますね!
「ドン・カルロ」でなく、「フィリポ」にしてもいいくらい。とにかく聞くのが楽しみ、「一人寂しく眠ろう」なんか、今回まさに絶品です。

 

あとロドリーゴのダリボル・イェニスもかなり気に入ってます。やはりシングルキャストになってしまいましたが、パーペ同様歌い切ってくれると思います。それくらいすごい迫力です。

今日も3幕死の場面はホントによかった!

 


1幕は昨日とまるきり違う印象だったんです。

勝手な想像ですが・・

今回調子がまだいまいち(初日は不調だったらしいですが昨日はずいぶんよかったです)のヴァルガス(これから頑張ると思います)、ヴェールの歌では(コロラトゥーラのために)かなりテンポに注意してあげる必要あったザージックが替わって、ガッテイの、1幕の音運びが全く違ったのでは?と感じざるをえません。


まさに出演者の体調次第、そしてそれを押さえてこその指揮者ですね。

 

4幕、過去に決別して子役はもうでてこないとカルロ目線で思っていたら、エリザベッタの回想で子供のカルロが出てきました(笑)
最終日にもう一回見るんで、色々な方の感想参考にして注意してみてみたいと思います。


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ミラノ・スカラ座 2009年日本公演
「ドン・カルロ」全4幕(イタリア語版)

指揮:ダニエレ・ガッティ

演出・舞台装置:シュテファン・ブラウンシュヴァイク
衣裳:ティボー・ファン・クレーネンブロック
照明:マリオン・ヒューレット
合唱指揮:ブルーノ・カゾーニ

 

フィリッポ二世:ルネ・パーペ

ドン・カルロ:スチュアート・ニール

ロドリーゴ:ダリボール・イェニス

宗教裁判長:アナトーリ・コチェルガ

修道士:ガボール・ブレッツ

エリザベッタ:バルバラ・フリットリ

エボリ公女:アンナ・スミルノヴァ

テバルト:イレーナ・ベスパロヴァイテ

レルマ伯爵:クリスティアーノ・クレモニーニ

国王の布告者:キ・ヒュン・キム

天の声:ユリア・ボルヒェルト

フランドルの6人の使者:
フィリッポ・ベットスキ
アレッサンドロ・パリャーガ
エルネスト・パナリエッロ
ステファノ・リナルディ・ミリアーニ
アレッサンドロ・スピーナ
ルチアーノ・バティニッチ


ミラノ・スカラ座管弦楽団 /ミラノ・スカラ座合唱団


◆上演時間◆

【第1幕】 15:00 - 16:15
休憩 30分
【第2幕】 16:45 - 17:25
休憩 30分
【第3幕】 17:55 - 19:00
-舞台転換-
【第4幕】 19:05 - 19:25


※本日フィリッポ二世役に予定されていたサミュエル・ラミーは体調不良により自ら降板を申し出てきました。代わりまして本日はダブルキャストのルネ・パーペが出演いたします。
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平成21年9月13日 東京文化会館にて






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Last updated  2009年09月13日 21時18分42秒
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