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2010年07月31日
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カテゴリ:オペラ ライブ

マエストロ・ノセダのタクトが奏でる調べは、非常に繊細でなめらかで、琴線に触れます。
オケのピアニシモがとにかく美しい。
まさに一体化した音楽で、大満足です。

 

バルバラ・フリットリはさすがです。1幕こそ抑え目でしたが、3幕・4幕の心理描写は抜群。3幕「さようなら」で感銘受けて、さらに、ラストの、死に行くミミの表現(「みんな行ってしまったのね」)から死んでしまうまでは超すばらしかった!
かぼそそうなピアニシモながら会場に響き渡る迫力は(しかも横たわりながら歌うのです!)もう圧巻です。

 

マルセロ・アルバレスは、ロドルフォにはちょっと重い声質になってしまったかなぁとも思いましたが、4幕「もう帰らないミミ」から始まるマルチェッロとの二重唱は大変すばらしかったです。

 

森麻季さんのムゼッタは、2幕「ムゼッタのワルツ」の性格表現とか、私はとても役に合っていると感じました。実はマルチェッロを愛しているというのも伝わってきました。


マルチェッロのガブリエーレ・ヴィヴィアーニは、さまざまな人と絡んでいく役どころをとてもうまく演じています。
コッリーネのニコラ・ウリヴィエーリの4幕「古い外套よ」も心情豊かで感銘受けました。

 

1・2幕が続けて上演され、カフェ・モミュスで全員で盛り上がって終わるのは大変メリハリきいて、そのあとの感情表現が際立ちます。

 

やっぱマエストロ・ノセダの手腕ですね、ひさびさ余韻ひきづる公演でした。

 

指揮  ジャナンドレア・ノセダ
演出  ジュゼッペ・パトローニ・グリッフィ
復元演出  ヴィットリオ・ボレッリ
合唱指揮  ロベルト・ガッビアーニ


ミミ  バルバラ・フリットリ
ロドルフォ  マルセロ・アルバレス
ムゼッタ  森 麻季
マルチェッロ  ガブリエーレ・ヴィヴィアーニ
ショナール  ナターレ・デ・カローリス
コッリーネ  ニコラ・ウリヴィエーリ
ベノワ/アルチンドーロ  マッテオ・ペイローネ
パルピニョール  サビーノ・ガイタ
税関の役人  マウロ・バッラ
巡査部長  マルコ・スポルテッリ

トリノ王立歌劇場管弦楽団・合唱団
杉並児童合唱団


平成22年7月31日  東京文化会館大ホールにて






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Last updated  2010年07月31日 21時25分12秒
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