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カテゴリ:オペラ ライブ
デジレ・ランカトーレ、出ずっぱりのエルヴィーラを見事に歌い切りました。
そして、セルソ・アルベロは超高音だしまくりました。フィナーレ終わって大拍手のカーテンコール、盛り上がりました!興奮しました! 1幕、アルベロ演じるアルトゥーロ登場でのCisは少し控えめだったかもしれません。でも甘い声が魅了します。 ウィリアム・マテウッツィに少し似てるけど、もう少し力強く、パヴァロッティとの中間くらいでしょうか。 3幕ではソロといい、ランカトーレとのデュエットといい、全開です。Dを2回出し、噂どおり地声のFです! 超高音は喜びや悲しみの感情の波が大きい場面にあてはめられていて、その感情にあてはまるように歌っています。もちろん気合い入れて出してますが、無理してそれだけを絞りだしてる感じはしません。流れにあわせて見事に的確に歌ってます。 シラグーザは彼よりもうちょい軽くてのびやかな印象ですから、こちらの方を聞く方から、ぜひぜいたくな違いをお聞きしたいです! フィナーレ、ランカトーレと二人で三点Esで締めました、もうびっくり!そして心から賞賛と敬意をささげたいです。 忘れてならないデジレ・ランカトーレ! 私は清教徒を生で聞くのは初めてなのですが、エルヴィーラは本当に出ずっぱりなんですね。それで超高音やコロラトゥーラちりばめられているんですから、大変な難役であることを感じました。 ランカトーレはバテた感一切なく、見事に歌いました、本当にすばらしいです。 主役二人がすばらしい歌声でもりあげてくれました。 マリオッティの指揮はなめらかでとてもいいですね!時間の経過を感じさせない居心地の良さがあります。1幕は90分あったのに、全く感じません。 ジョルジョやリッカルドの低音陣もよかったです。 ブルー基調のライトだという舞台は、写真で見るほど明るくなく、ちょっと暗く陰鬱に私は感じてしまいました、セットも地味だし、もちょっと華やかにしてくれたらなぁという感じです。 気分盛り上がって残り2演目も楽しみです! 指揮 ミケーレ・マリオッティ エルヴィーラ デジレ・ランカトーレ アルトゥーロ セルソ・アルベロ リッカルド ルカ・サルシ ジョルジョ ニコラ・ウルヴィエーリ ヴァルトン卿 森雅史 エンリケッタ ジュゼッピーナ・ブリデッリ ブルーノ ガブリエーレ・マンジョーネ ボローニャ歌劇場管弦楽団・合唱団 2011(平成23)年9月17日 東京文化会館大ホールにて お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011年09月18日 00時35分05秒
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