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カテゴリ:オペラ ライブ
グルベローヴァ演ずる女王様のフィナーレはもう圧巻です!
先週の横浜と比べると、アレクセイ・ドルゴフが、全般的にずっと甘くエレガントになっているのにビックリです。 3幕カヴァティーナ、カヴァレッタは、先週はまだ伸びやかなだけでしたが、今日は表情がたいへんよく感じられました。 横浜の時より、彼への拍手や声援を多く感じたのも、納得です。 デヴィッド・チェッコーニのノッティンガム公爵も、先週よりずっと、友情に、愛情に、嫉妬に、すべてに熱い男になってました。こちらへ伝わってきます。 ソニア・ガナッシのサラは本当に安定してますね、お見事です。 先週は、男声陣頑張ったとはいえ、グルベローヴァとガナッシで引っ張っている感が強かったですが、1週間でこんなにかわるものなのかと、驚きと満足でいっぱいです。 グルベローヴァの歌うフィナーレは、会場静まり返っていました。そして嵐のような歓声と拍手。 あれだけみんなが帰らずカーテンコールが続くのも久しぶりです。 今日はメイン以外の舞台の方の表情とかも注視してました。 ジェームス役は、歌いはしませんが、3幕、ロベルト・デヴェリューと従者をリンチにし、横たわった従者の血を指で触って舐める演技してました。かなり性格的に問題ありそう! 箇所箇所でロベルトを敵視し、次の王位に虎視眈々で手段選ばないって感じを見せてましたから、相当食えないヤツです。 演出のスパイスみごとでした。 サラは今日は初日に比べゆるく縛られていたみたいかな?縛られながら動くのが楽そうでした わたしは、グルベローヴァのコンサートや演奏会形式はけっこう行っているのですが、オペラは機会か合わず、今回が初めてなのです。先週、今週と堪能できて満足です。 指揮 フリードリッヒ・ハイダー 演出 クリストフ・ロイ 美術・衣裳 ヘルベルト・ムラウアー 照明 ラインハルト・トラウプ 合唱指揮 ゼーレン・エックホフ エリザベッタ エディタ・グルベローヴァ ノッティンガム公爵 デヴィッド・チェッコーニ サラ ソニア・ガナッシ ロベルト・デヴェリュー アレクセイ・ドルゴフ セシル卿 フランチェスコ・ペトロッツィ グァルティエロ・ローリー卿 スティーヴン・ヒュームズ ロベルトの召使 ニコライ・ボルチェフ バイエルン国立管弦楽団/バイエルン国立歌劇場合唱団 ◆上演時間◆ 第1幕・第2幕 15:00 - 16:30 休憩 30分 第3幕 17:00 -17:40 2011(平成23)年10月1日 東京文化会館大ホールにて お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011年10月01日 20時30分48秒
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