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Sheva-@ リゴレット 楽日だったんですね。いや~すごかったん…
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2012年10月27日
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カテゴリ:オペラ ライブ
やっぱグルベローヴァすっげぇわ!感服しました。

共演陣のすばらしさ、チーム力のすごさは、さすがウィーン!


このオペラ、特に1幕は場数が多くて、そのたび設定や歌手が入れ代わりで、(わたしは)どうしても集中力途切れてしまいがちです。ピドは非常にうまく運んでいたと思います。



グルベローヴァさま、もうすごいとしか言えません。



去年のロベルト・デヴリューの、役柄を超越した圧倒的存在感を見ただけに、歌唱的にはより技巧が多いアンナ・ボレーナは本当に歌い切れるのかなぁと思っていたのは事実。



素人の浅はかさな考えでした。
ディーバさまにたいへん失礼であったと反省。



超高音もアジリタも、目の前に迫ってきます。
CD聞いているみたいな完璧さです。それに直に聞く凄味が加わって、こんな経験できることに感謝。


グルベローヴァ、いちいちコメントなんかいりません、とにかく全部を受けとめて、体中心の奥底まで声の振動響き渡りました。


とくに、有名なAl dolce guidami「わたしの生まれたあのお城につれていって」は、もうすばらしいとしか言えない。桃源郷に誘われた心地です。

そしてcoppia iniquaラストで3点Esをこれでもかと引っ張って、もう言うことなし。

オペラグラスで覗いた表情が真に迫っていました。




さすがウィーン、共演陣すばらしかった。

まずはジョヴァンナ・シーモアのソニア・ガナッシ。2幕のアンナとの二重唱は本当によかった。
歌唱的には去年より存在感ありました。

エンリーコ8世のルカ・ピサローニは物憂げなバスをずっと響かせてよかった。


今回オススメはスメトンのエリザベス・クールマンです。
澄んだ歌声がたいへん印象的です。



グルベローヴァの最後の思いに、ウィーンのチーム力が加わって、本当にすばらしい舞台でした。



直後から会場全員スタンディングオベーション、みんな帰らず20分つづいたのは、グルベローヴァへの日本最後のはなむけだけでは、ありません!




ガエターノ・ドニゼッティ作曲「アンナ・ボレーナ」



指揮   エヴェリーノ・ピド
演出   エリック・ジェノヴェーゼ

美術   ジャック・ガーベル、クレア・スターンバーグ
衣裳   ルイザ・スピナテッリ
照明   ベルトラン・クールデル
合唱監督 トーマス・ラング


エンリーコ8世     ルカ・ピサローニ
アンナ・ボレーナ    エディタ・グルベローヴァ
ジョヴァンナ・シーモア ソニア・ガナッシ
リッカルド・パーシー卿 シャルヴァ・ムケリア
ロシュフォール卿    ダン・ポール・ドゥミトレスク
スメトン        エリザベス・クールマン
ハーヴェイ       カルロス・オスナ



ウィーン国立歌劇場管弦楽団 
ウィーン国立歌劇場合唱団
ウィーン国立歌劇場舞台上オーケストラ 



全2幕
第1幕15:00 - 16:35
第2幕17:00 - 18:30



2012(平成24)年10月27日(土) 東京文化会館大ホールにて





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Last updated  2012年10月27日 21時37分19秒
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