出演者が楽しんでやっているのが伝わってきました!
そりゃぁ、バルバラ・フリットリ、ダニエラ・バルチェッローナ、ラウラ・ポルヴェレッリなんて御夫人方には、かなうはずありません。
紳士方がちょっと迫力不足に感じましたが、まあ御夫人方にやり込められるのですから、仕方ないんでしょう。
アンブロージョ・マエストリは、8月にオペラ座ライブ・ビューイングで見たのと比べると、生はずっとやさしく人間的な感じがします、やっぱ直接聞かないとわからないですね!
イギリスが舞台の話ですが・・変な言い方ですが今日の舞台はイタリアのオペラ劇場が演ずるヴェルディなのに、たいへん「イギリスっぽく」感じました。
指揮のハーディングがイギリス・オックスフォード出身だからでしょうか?
「そうなんだぁ」という心境。
カーテンコールは全員はしゃいで、ハーディングは明け方のニュースを受けて、最後は2020年オリンピック招致ののぼりを持って出てきて笑いを誘いました。
カーテンコールで一番イタリアを感じました(笑)
指揮 ダニエル・ハーディング
合唱監督 ブルーノ・カゾーニ
演出 ロバート・カーセン
再演演出 ロレンツァ・カンティーニ
サー・ジョン・ファルスタッフ アンブロージョ・マエストリ
フォード マッシモ・カヴァレッティ
フェントン アントニオ・ポーリ
医師カイウス カルロ・ボージ
バルドルフォ リッカルド・ボッタ
ピストラ アレッサンドロ・グェルツォーニ
フォード夫人アリーチェ バルバラ・フリットリ
ナンネッタ イリーナ・ルング
クイックリー夫人 ダニエラ・バルチェッローナ
ページ夫人メグ ラウラ・ポルヴェレッリ
ミラノ・スカラ座管弦楽団
ミラノ・スカラ座合唱団
◆上演時間◆
第1幕、第2幕 15:00 - 16:30
第3幕 17:00 - 17:45
2013(平成25)年9月8日(日)東京文化会館大ホール