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カテゴリ:オペラ ライブ
ひさびさに聞くラ・ボエームはそうそうたるメンバー。 2幕のカルチェ・ラタン、ムゼットのワルツから終盤まで、こんなに楽しく引き込まれたのもひさびさです。 そして3幕からはバルバラ・フリットリが本領発揮の、高潔で純粋なミミが圧巻でした。
なんといってもバルバラ・フリットリのミミの見事さ。 藤原歌劇団80周年とBunkamura25周年コラボ企画だそうですが、プロジェクトものは過去にドタキャン喰らって猜疑心の固まりになってしまい、フリットりは大丈夫そうと思えるまでギリギリチケットためらってました。 そんなわたくしの小心さ(笑)を吹き飛ばす、ミミの豊かな心に圧倒されました! ソットヴォーチェが心地よく響きます。(あのオーチャードホールで弱音しっかり響かせるのもすごい!) ミミのやさしさに感情持っていかれてました。
もう一人フィリアノーティは、ロドルフォではこれでいいのでしょうね。
そして小川さんは、ムゼッタがいるからこそ引き締まるのだということを見せて聞かせてくれました。 演出はハデではないけど、カルチェ・ラタンなどは紙吹雪でもりあげたり、わたしは落ち着いてよかったと思います。
藤原歌劇団合唱部、多摩ファミリーシンガーズ 東京フィルハーモニー交響楽団 2014(平成26)年11月1日 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014年11月01日 20時01分04秒
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