男の匂い
今日は、当ブログにピッタリの 馬鹿げた話題です。男性のみなさん ごめんなさい(最初に謝っておきます)私は、男の匂いを 年齢別にわけている。「年齢別 男臭」を一覧表にすると ↓こんな感じだ。見にくいから、拡大して・・・まず、赤ちゃんの頃の「ベビースメル」から説明する。男の子は、生後間もない期間は、結構 臭い。女の子にはない臭さがある。たとえていうと、まだ新しい油が回り始めたような・・・・・慣れていない機械に、真新しい油を投入したような・・・・そんな匂いがする。確かに臭い。厳吉も、リビングに寝かせていたら、リビングがとても臭くなった。でも、やはり赤ちゃんであり 可愛い我が子。毎日嗅いでいると、親しみを感じる匂いだそして、1歳~約13歳までは「キッズスメル」に突入する。あまり臭くない世代である。しかし、基本的に体の奥に「男の匂い」というか「獣の匂い」がする。厳吉は、現在2歳で「子犬臭い」。ワンワン!! たまに体中の毛穴という毛穴から、ある匂いを醸し出す日ある。そう、精子の匂いがするのである。友達に言うと誰も信じてくれないんだけど、その匂いが出た日に、すぐ夫に嗅がせたら「わっ!!!ほんとだ!! 精子くせぇぇぇ~」と言っていた。証言者はいるそして、次の世代。13歳~22歳ぐらいまでは、ヤングスメルに突入する。思春期のあの男の子の臭さだ。たとえると、赤ちゃんの頃に入った新しい油が、そろそろ機械とマッチングして、熟成に向かうまでの、フル稼働に入る直前期の匂いがする。新芽の匂いとでも いいましょうか・・・・。先日、自分の学校のエレベーターで、このヤングスメル世代と一緒になった。(学校は、高校生、大学生も来る)そう・・・・目にしみる匂いである。この匂いには長時間 耐えられない。でもさ、自分が同じ世代の頃は、目にしみなかったし、同世代の男の子が臭いと思わなかった。なのに・・・・自分がその世代から遠ざかると、ヤングスメルが目に染みるのである。で、次。22歳~35歳までは「ゴールデンスメル」になる。なぜゴールデンかと言うと、男の人生の中で、1番匂いが少ない世代である。社会に出て、身の回りや人目を気にしたり、結婚に向けて相手を探すようになるし、自分の身だしなみを1番気をつけている世代である。そう・・・・油はドンドン フル稼動し、もし油が悪くなって、新しい物を投入しても、準備期間もなくフル稼働になれる。次の世代。35歳からは「スメル」ではなく「臭」になる。男は35歳を過ぎると(個人差はあるが)段々と加齢臭が出てくる。35歳~65歳までは、加齢臭が漂っている。また学校のエレベーターで、40歳前後の講師が乗ってきた。でもね、不思議。いつも夫の事を「くせぇ~くせぇ~」と暴言を吐いていながら・・・・自分が同世代になると、その「加齢臭」に親しみを覚え、安心感すら出てくる。不思議だよね。その年代に突入すると、その同年代の匂いは受け入れられるもんなんだ。最近、建築資材の営業マンがよく来てくれていて、新しくその会社と契約する事になった。夫は「あの人と俺、どっちが年上かな?俺かな?」と言う。私は「はぁ~?あんた42歳でしょ?42歳って もうオジサンに充分見えるよ。あの人はね、私より年下だよ。35歳くらいじゃないの?」と話していた。で、先日 契約のため、書類を持ってうちにうやってきた。3畳ほどの狭い部屋で、契約書にサインをしていたので、その営業マンと近づいた。33歳でドンピシャだと思う。私の嗅覚は間違いない。で、最後の世代。「爺臭」65歳を過ぎると、爺臭がする。爺臭というのは、たとえが難しいんだが・・・・んん~~そうだね・・・。長い間 古民家の襖をあけていない押入れの奥の匂い と似ている。もうね、油は退化して、機械もこげついてきたような感じだね。私は、電車に乗っていて、隣に65歳以上の男性が座ると、目を閉じていても隣の男が65歳以上であるという事が、嗅覚で判断できる。自分が若い頃は、この爺臭が目にしみたが、最近はしみなくなった。ヤングスメルが目にしみ、爺臭がしみなくなった。受入態勢が 自分も歳を重ねてきたということだね