7月の読書メーター
「読書メーター」による、7月の読了本のまとめです。この月ごとのまとめを載せてるブロガーさんを結構みかけていたのですが、面倒なことをよくもまあ と思ってたのですが、貼り付けるだけで、簡単にできるようになっています。7月の収穫は「東京バンドワゴン」シリーズですね。やっぱり。面白いというのもありますが、羨ましい というのも少し。あと、ずっと待ってた「三匹のおっさん」。大爆笑で有川節炸裂でした。東海地方も梅雨明けしたようです。やっとだなー。月曜の朝起きたら、急にいい天気になったので面喰っていたのですが・・・。今日はまたちょっとくもりがちでしたが、これくらいでいいです。昨日は本当に暑くて余分に疲れたような・・・(笑2009年7月の読書メーター読んだ本の数:24冊読んだページ数:7611ページ■クドリャフカの順番 (角川文庫 よ 23-3)普通じゃない面々の中で、普通を保ちつづけようとするホータロー。既に普通の人ではないような(笑読了日:07月01日 著者:米澤 穂信http://book.akahoshitakuya.com/b/4044271038■ゆめつげ巻き込まれ型のどたばたが面白い。こんな切り口で江戸から明治への過渡期の激動を感じられるのも楽しかったです。読了日:07月02日 著者:畠中 恵http://book.akahoshitakuya.com/b/4048735594■書斎の死体 (クリスティー文庫)わかってみると、「なあんだ」なのに、わかるまで匂わせない。クリスティーだから読める素材なのかも。読了日:07月05日 著者:アガサ・クリスティーhttp://book.akahoshitakuya.com/b/4151300368■忍びの国「のぼうの城」ほどキャラがたたないせいか、今ひとつのりきれず。忍者の習性がそれはそれで面白いのだが・・・。読了日:07月06日 著者:和田 竜http://book.akahoshitakuya.com/b/4103068817■アンダードッグ「アンダードッグ」とは社会的不正の犠牲者とか敗残者・負け犬という意味がある。読み終わると、なかなか秀逸なタイトルかもと感じました。「元刑事」を程々の危機管理能力のある主人公として設定したのがなかなか。読了日:07月07日 著者:海野 碧http://book.akahoshitakuya.com/b/4408535478■東京バンドワゴン男たちがみな個性的でいい意味勝手なのに、うまくまとまるのは、普通っぽいが女性陣のおかげ?いまどき貴重な家族の情景。読了日:07月08日 著者:小路 幸也http://book.akahoshitakuya.com/b/4087753611■シー・ラブズ・ユー―東京バンドワゴンそんなドタバタと偶然があっていいものか と言いだすとそれまでだけど、この家族ならあってもおかしくないかも。誰が誰を演じたら面白いかなと妄想が膨らみます。読了日:07月09日 著者:小路 幸也http://book.akahoshitakuya.com/b/4087753778■スタンド・バイ・ミーだんだん藤島さんがドラえもんの四次元ポケットのようなキャラになってきた・・・(汗 当初と違い、男性陣が家庭や子育てに自然に参加しているのがこの家族の良さかなーなんて思いはじめています。読了日:07月10日 著者:小路 幸也http://book.akahoshitakuya.com/b/408771229X■龍のすむ家〈2〉氷の伝説1冊目より人物急増で入り乱れた感じ。今回再読でやっとわかったようなわからないところがあるような・・・。読了日:07月10日 著者:クリス ダレーシーhttp://book.akahoshitakuya.com/b/4812418429■カラフル (文春文庫)児童書だからか、さらっと読める わりには、なかなかの中身。おしつけがましくないのが読みやすい。読了日:07月12日 著者:森 絵都http://book.akahoshitakuya.com/b/4167741016■龍のすむ家(3) 炎の星3巻で「第一部完」という感じ。少しずつ大きくなってきてた世界が急激に膨らんだ という感じでしたが、一部の設定には賛否両論ありそうな・・・。私は普通に妖精や精霊的なもので、ファンタジーにまとめてもよかったような気がします。読了日:07月14日 著者:クリス・ダレーシーhttp://book.akahoshitakuya.com/b/4812432359■動く指 (クリスティー文庫)マープルは最後のちょっとしか登場しないのに、結末まで実にマープルらしいお話。読了日:07月15日 著者:アガサ・クリスティーhttp://book.akahoshitakuya.com/b/4151300376■冥府神の産声 新装版 (光文社文庫 き 12-4)全体的に荒い感じもあるけれど、初期の作品なのでご愛嬌かなあ。ちょうど今法案が成立したタイミングで、まるで最近の話のような気もしながら読んでました。読了日:07月16日 著者:北森 鴻http://book.akahoshitakuya.com/b/4334745075■遠まわりする雛ホータロー、省エネじゃなかったのか??(笑 いやー、続きが「気になります」!!読了日:07月17日 著者:米澤 穂信http://book.akahoshitakuya.com/b/4048738119■演じられた白い夜 (Jノベル・コレクション)入れ子のような、合わせ鏡のような設定。ごちゃごちゃしやすいようだが、白い雪がすっきりさせるいい効果になっているような。読了日:07月21日 著者:近藤 史恵http://book.akahoshitakuya.com/b/4408535362■賢者の贈り物つぶの揃った連作短編集。あえてオール「磯風さん」にしたことで、ちょっと格があがったかも? 読了日:07月22日 著者:石持 浅海http://book.akahoshitakuya.com/b/4569698492■ドリトル先生と月からの使い (岩波少年文庫―ドリトル先生物語)もう、月までいっちゃう(笑 それにしてもあの生き物の巨大バージョンは勘弁してくれーと思いましたが(汗読了日:07月23日 著者:ヒュー ロフティングhttp://book.akahoshitakuya.com/b/4001140276■セリヌンティウスの舟 (カッパノベルス)閉じた「輪」の中でとんでもない方向へ盛り上がっていく といういつもの石持さんです。九死に一生の体験 というところで、したことない私たちは「納得しなくちゃいけないよー」という風。わからないようなわかるような・・・。読了日:07月25日 著者:石持 浅海http://book.akahoshitakuya.com/b/4334076211■風に舞いあがるビニールシートどれも結末に「あっ」と思う。さらっと読めるのに、さらっと終わらせないものをそれぞれが持っているような感じ。私の地元近辺が登場する話もあってにやり。読了日:07月25日 著者:森 絵都http://book.akahoshitakuya.com/b/4163249206■きみはポラリス恋愛の短編集なのですが、ちょっとかわった切り口の良作を集めてきてる という感じ。ロハスの話が一番笑えました。読了日:07月27日 著者:三浦 しをんhttp://book.akahoshitakuya.com/b/4104541052■パズル・パレス (上)デビュー作にしてはなかなか。謎自体は「ダヴィンチ・コード」と比べてそれほど難しいものじゃない?読了日:07月28日 著者:ダン・ブラウンhttp://book.akahoshitakuya.com/b/4047915173■パズル・パレス (下)「上」で思ったより、もうひとひねりあった(笑 複雑を簡単にしたり、簡単を複雑にしたりするとこんなんなるのねー という感じ。さらっと読めた。 読了日:07月28日 著者:ダン・ブラウンhttp://book.akahoshitakuya.com/b/4047915181■六月の夜と昼のあわいに恩田さんらしいもやっと感が久しぶりに炸裂していた。ので、激しくもやもやしてちょっとだめだったのと、すごく「こんなん読みたかった」と中身が二極に分かれました。読了日:07月29日 著者:恩田 陸,杉本 秀太郎http://book.akahoshitakuya.com/b/4022506040■三匹のおっさん「則夫、エレクトニカルパレーードッ!」(爆 シリーズ化をが望まれます。孫の祐希がいい狂言回しに。 読了日:07月31日 著者:有川 浩http://book.akahoshitakuya.com/b/4163280006▼読書メーターhttp://book.akahoshitakuya.com/