和韻生活

今日は、都農・シャルドネ・アンウディッド・２００６。


都農ワイナリー　シャルドネ　アンウッディド[2006]


色は、やや薄め。アルコール度数は１０度と軽めを予感させますが、

飲むと、２００６年製と若いせいか、発泡的な刺激にミネラル感と十分な酸。


温度が上がるにしたがって、桃系の果実味も広がってきますが、

ステンレス発酵らしく、かなりシャープに仕上がってます。


南国宮崎とは正反対のイメージで、フランスだとシャブリより北の

アルザス辺りの青りんごのような酸とミネラル感を持った白ワインですね。


２００６年は収穫期に台風に見舞われたらいいですが、

それにも負けず、ワイン造りの定説を覆す栽培方法で、

いいワインを造ってますね～！


そのへんの詳細は、都農ワインのホームページや今月号の日経トレンディにも載ってました。

都農ワイン　メディアニュース



これまで国産ワインについては、外国産の同価格帯と比較すると、

とても太刀打ちできないと思ってましたが、

このワインは、充分互角に勝負できる個性を持ってますね～！


さすが、昨年の国際ワインコンクールでシャルドネＮｏ．1に選ばれた

ワイナリーだけのことはあります！


コンクールの様子はこちらの本にも・・・

　日本のワイナリーに行こう（2007）


軽めですが。意外なほど複雑な味わいで、飲むたびにいろいろな表情が見られ、

そう思っている間に１本空いてしまいました。



これなら、もうすぐ発売されるワンランク上の、エステートとアンフィルタードも

飲んでみたいですね！