和韻生活

今日は、フラワーズのソノマコーストを開けました！



フラワーズ・ピノノワール・ソノマコースト[2005]


グラスの方もこの前購入した、リーデルのオレゴン・ピノノワールの初登板。


リーデル ヴィノム オレゴン・ピノ・ノワール


開けてすぐは、思ったよりもかなり控えめな印象。

しばらくすると、上品な華やかさと適度な樽香にしなやかなタンニン。

カリフォルニアのピノノワールにしては、やや薄めでミネラルもしっかりありますが、

ブルゴーニュよりは酸が控えめで、飲みやすくておいしいピノノワールです。


フラワーズの畑は、海岸沿いの山岳部のため平地より冷涼で、

地理的、土壌的条件がピノノワールには合っているんでしょうか・・・

ミネラルを感じる薄旨系ですが、ブルゴーニュよりは日差しが強いせいか、

果実味がしっかりして、酸がやや弱いような気がします。


ここのワインとしてはスタンダードクラスですが、造りが良くて控えめな分、

これより上の畑名はもっといいんだろうという期待が持たせるワインです。


リーデルのオレゴンの方は上部の絞りが強いため、

通常のグラスより高く上げて角度を付けないとワインが流れ込まず、

普段より、ひとタイミング遅れて口に入ってくるので違和感がありましたが、

その分ゆっくりとするせいか、ワインの微妙なニュアンスが感じられるような気がします。


このグラスに合うワインは限定されるかとは思いますが、

今日のフラワーズのようなワインにはぴったりかと・・・