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カテゴリ:ワイン
少し遅くなりましたが、リアルワインガイドの特集「日本のワイン」を
amazonで注文して今日到着したので読みました。 リアルワインガイド・第24号特集:日本のワイン(ワイン雑誌) 一部日本ワイン好きのブログでは、日本のワインがかなり酷評されていると 書かれていましたが、私の感想としては、まぁこんなものかなぁ~かと思います。 私的には、リアルワインガイドの視点は自分には合わないので購入は初めてですが、 大手ワインの二枚腰的姿勢や、2千円前後の白以外は外国産ワインとの競争力が無いことなど、おっしゃる通りかと思います。 まずこの本の読者が飲むことのない、 1本500円もしない大手の「国産ワインまがい」まで評価していて、 物議をかもしていますが、たしかに輸入ワインならまだしも、果汁や添加物で 調整されたものを「ワイン」と呼ぶのは、私も違和感を覚えますし、 ボルドーのシャトーを持っているような大手メーカーが「ワイン」として売っているのも 日本のワインをリードする立場としては、そろそろ考えた方が良いかと思います。 評価の点数も全て88点以下ですが、客観的に見るとその程度かも知れませんね。 ただ、テイスティングしたワインが日本のワインの全てではないので、 もっといいワインもいくつもあるかと・・・ 正直、日本のワインは世界的に見ると、やっとスタートラインに立ったレベルでしょうから、 まだまだ、国際レベルは難しいところかも知れません。 ただ、誌面にも書かれているとおり、 小規模ながら熱心で優秀なワイナリーが出てきているので、 今後の成長に期待したいのですが、旭洋酒さんのHPなどを見ていると、 生産農家の衰退化など日本のワイン造りの現状は厳しいものがあります・・・ 私としては、日本のワインしかない「和」の感覚と申しましょうか、 やさしい味わいの日本の「食」に合った「癒し系」の日本のワインを 来年も探していきたいかと思います。 それは、さておきこのリアルワインガイドの表紙は良いですね! いつもどおり江口寿史氏ですが、和服の女性の手のひらの雪?の上に ソレイユの甲州・2007 日本のいいワインのスタイルを上手く表現していて、表紙のバランスも絶妙です。 おそらく、日本のワインでこの雑誌の表紙を飾るのはこのワインが初めて・・・ それだけでもこの本を買った甲斐がありました! 旭洋酒 ソレイユ甲州 [2007] (ワイナリーでは完売しました) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.12.30 15:16:45
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