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カテゴリ:ワイン
では、今回の試飲会で私が気に入ったワインの紹介を…
出品ワイナリーは25程度で種類150本以上ですから、 飲みを目的にする者にとっては、全部飲むのは到底無理! 私が飲んだ記憶のあるのは、30種類ぐらいでしょうか・・・ 価格の高いワインは、希少ワインコーナーでタイムサービス制でしたが、 こういう場で重厚感のある複雑なニュアンスを美味しいと感じる難しいです。 もっと単純明快でストレートなワインの方がおいしいと思いました。 選ぶワインも自分の興味のあるところが中心で、気に入るのはやはり自分の好きな タイプのワインばかりになってしまいました。 では、自分なりに気に入ったワインベスト3を… まずは白。 1番:ピエール・アンドレ・ムルソー・2006 (リンクは04年です) メルシャンが輸入しているワインゆえ、リーズナブルな価格のワインの出品が多いですが、 このワインは別格です。 上品で柔らかくマッタリとした酒質は、他のシャルドネととは一線を画しますね。 2番:ミッチェルトン・リースリング・2007 今回の試飲会で特に気に入ったオーストラリアのワイナリーです。 普段よく飲む「イーグルホーク」もお隣りに出品していて、 そちらもリースリングが2種類あり、イーグルホークは品種の特徴が出たアルザススタイル。 ミッチェルトンはより爽やかなタイプで、たぶん寿司とかの和食に合いそうですね。 (リンクはシャルドネしかありませんでした…他の品種も洗練されていて良かったです) 3番:シャトー・メルシャン・勝沼甲州・2008 きいろ香やグリ・ド・グリもよく出来ていますが、甲州らしさという点ではこれで十分! 最近の国産ワインのレベルアップはめざましいものがありますが、 外国産とコストパフォーマンスで勝負できるのは、やはり甲州の\1500~\2000クラス。 そのカテゴリーの中でもこのワインは上位に入るレベルかと思います。 続いて赤編 こちらも自分の好きなタイプを並べているだけですが・・・ 1番:トラピチェ・イスカイ・2006 チリワインがブームになった10年以上前には、こちらのオークカスクを 良く飲んでいましたが、アルゼンチンのマルベックが注目されている今でも いいワインを造っていますね。 こちらは、マルベックとメルローが半々のブレンドで、 アルゼンチンの熱さをメルローで包んでいる感じでした。 これの上の限定品の「マノス」も試飲しましたが、こちらはマルベック100%で スケールの大きいアルゼンチン・マルベックでした。 2番:ルチェンテ・2006 これはイタリアの「ルーチェ」のセカンドですが、 果実味しっかりの単純明快なおいしさです。 希少ワインコーナーで「ルーチェ」もいただきましたが、 賑やかに飲むにはこちらの方が合いそうな気がします。 (3千円台ならお買い得です!) 3番:ピエール・アンドレ・サヴィニー・レ・ボーヌ・2005 こちらも果実味が中心の素直なタイプでおいしいです。 ブルゴーニュのネゴシアンはいろいろですが、 このピエール・アンドレはテロワールの特徴をうまく出していて 品質も安定しているように感じ、私には合っているネゴシアンだと思います。 他にも桔梗ヶ原メルローとか、北信シャルドネなどのメルシャンの 高級ラインもいただきましたが、かなり研ぎ澄まされた感のあるワインで 楽しくいただくには少々堅苦しい印象… 価格を考えると国産の上級品で世界の壁を崩すのは相当大変だと感じました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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