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カテゴリ:ワイン
前回紹介の樹齢90年の甲州の植わっているあたりはかなりの急斜面で、
土壌は石英質で表土も薄くて養分も少なく、その下の畑の樹齢50年の甲州より 幹は細いとのこと。 たしかに白っぽい石がごろごろしていましたが、 甲州ぶどうの木は薄い表土の下の石英質の岩盤貫いて根を張っているとのこと・・・ 今夏も集中豪雨による土砂崩れにも見舞われたようですが、 それでも大切に守られてきたこのワイナリーの偉大な財産なのでしょう。 この斜面の上にもメルローや試験栽培の品種が植えてあるようですが、 危険なため見学は不可とので西南斜面の畑へ・・・ こちらは、大阪のミシュラン2つ星フレンチレストラン「カハラ」さんの専有の畑で、 向かい側は甲州の畑。 下草処理をしたおかげでこの樹齢35年のカベルネソーヴィニヨンの幹の付け根には、 当時のフィロキセラ対策の接木の痕がくっきり見えました。 そのカベルネの幹から出ている「気根」 ある程度樹齢を重ねると、すこしでも養分を摂ろうとして生えてくるらしい。 実際に見てみると面白いものですね。 つづく・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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