和韻生活

嫁さんのＯＯ回目の誕生日に開けました。


日本のピノ･ノワールの新しい扉を開けた、

ドメーヌ･タカヒコのファーストヴィンテージ。


確かに評判どおり、日本のピノノワールとしては稀な

ピノノワールらしい豊かな酸と繊細さをワインですね。


オーソドックスなブルゴーニュスタイルでやや酸味がちで、

今飲むならデキャンタージュが必須ですが、

開いた瞬間に見せる可憐な美味しさにはハッとさせられます。


ただ、まだ硬いせいか、造りが立派過ぎるせいなのか、

少し時間が経ってしまうと余韻が落ちるのが少し早いでしょうか･･･


とはいっても、この2008がファーストヴィンテージで

今年（2010）ヴィンテージより現地・余市の醸造所で造られるワインですから、

もっとこなれて来れば世界に誇れるピノノワールが生まれることを

期待させられます。


私もこちらのワイン味わうのはパストゥグランに次いで2回目で、

まだこのワイナリーらしさをまだ掴めていませんが、

この余市のテロワールを十分に感じられるようになるのを、

楽しみにしたいと思います。