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テーマ:2010年、この1本!(11)
カテゴリ:ワイン
ついに2010年もあと1日を残すのみとなりました。
明日の大晦日は大阪でも雪の予報で、日本各地大荒れのようなので、 どうか皆さんお気をつけて新しい年をお迎え下さい。 ところで表題の「今年の1本」の方ですが、 今年は記録的な猛暑のせいももあって、 夏の数ヶ月間ほとんどワインを飲まない時期もあり、 ウチのワインの消費量としては激減したかと思います。 飲んだワインも7割方国産ワインになってしまったでしょうか・・・ まぁ、これも自身の嗜好の変化や外国産ワインを追いきれなくなった ことが挙げられますが、それにも増して最近の国産ワインのレベル向上に伴って、 日本ワインのヴァリエーションも増えて面白くなった一番の要因かと。 ということで、今年の1本はこれを選びました! 旭洋酒(ソレイユ)のヒクモ・ルージュ・2009・マスカットベルーA&ピノノワールです。 今年初リリースのシリーズで生産本数310本の限定生産品で、 要するにソレイユのクサカベンヌとピノノワールのブレンド的なワインですが、 この組み合わせがパスグラ的にお互いの品種の特徴を補完しあっているように感じました。 旭洋酒のワインは私にとって日本ワインの中で一番指向が合っていると感じていて、 特にボージョレ的な造りのクサカベンヌが好みでしたが、 このワインはそのクサカベンヌにソレイユ・ピノノワールの滋味が加わり 味わいが深くなった印象。 今年飲んだドメーヌ・タカヒコのパストゥグランも同様のカテゴリー (こちらはツヴァイゲルトレーベ&ピノノワール)ですが、まだ硬い印象で 現時点ではソレイユの方が数段おいしかったかと・・・ 国内のワイナリーでは山梨のアルプスワインあたりもアサンブラージュを うまく行っていいワインを造っているので、このような組み合わせのワインで これから日本ワインのバリエーションがより一層広がっていってほしいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.01.01 10:36:42
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