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カテゴリ:お仕事
やはり,私が言ったとおりの結果になりました いわゆる「たたく」報道をすれば模倣者がでてきます。上手に報道しなければ,当然後に続けという者が出てきます。でも,マスコミは,まるで我を忘れたオームのように,突進し続けました。その結果,思いとどまっていた者にも自殺の決心をつけさせてしまう結果になるのです。 さて,一方でこんな報道もありました。まあ,相変わらずのお二人なのだと思います。賛否いずれも分かれることは思いますが,ここでだいじなのは,もう一度,いじめとは何か,いじめ側の心理状態も含めて,被害者が出ないように社会と家庭がどうしたらよいかを,もっともっと議論する必要があると思うのです。 誤解されてはいけませんが,私もいじめは絶対に許さない,と言う立場に立った上で述べているのですが。
以前関わった生徒で,暴走族に入りたくて仕方のない子がいたんです。担任と共同でお母さんと会いました。お母さんは入れたくないとのこと。よっしゃー方針決定! そのお母さんに,族の総長(トップ)に会いに行ってもらい,「もううちの子には手を出さないでほしい」と頼み込んでもらいました。もちろん,その総長とは私たちも会いまして,また,当時は本人が2年生だったこともあって,3年生にも会ってその話をし,手を引いてもらうことに成功しましたでも,本人に言いました。お母さんにも言いました。「もうかなり手を染めているんだから,当然報復はありますよ。族を抜けると言うことは,それを覚悟してもらわなきゃいけないよ。」と。まあ,結局教頭はじめ数人のチームを組んで動いた結果,たいした報復もなく,抜けることができました。 何が言いたいのかというと,今(健全な)現場では,一人の子を救おうとするのに,おそらく教師一人だけで動いている学校は少ないでしょう。一人の子を救うために数人の教師がチームを組んで対処するようになっています。まあ,やっていないところ(人)もいます,はっきり言って。でも,私はこの方針でやってきましたし,同僚(部下)の職員もそれに協力してくれて動いたので,救えることができた事例がいつくかあります。もうひとつ,子どもの変化に一番気付けるのは,お母さん(お父さん)あなたなのだと。何よりも外敵から守ってあげられるのは,おうちの人なんです。教師はそれをサポートできるのである無力な存在なんです。そこを忘れちゃいけないんです。 言っちゃった 今は,教師は本音を言うことができません。言えば,当然誤解され,歪曲化されて伝わるからです。もし,これを誰か読んでくださって,報道関係に知り合いの人がいたら,学校現場の良い点(もちろん悪い点も)を報道してもらいたいのです。そうすれば,独りよがりの○○先生だって,きっと気付くはずなんです。そうすれば,今回のような深刻な事態に行く前に手が打てていたかもしれません。でも,検索してたらこんなにたくさんこれじゃぁ無理かぁ そういえば,今日のニュースで,自分の部活動の子を奴隷と称して生徒を”使っていた”先生の記事がありました。これを他の生徒の前で堂々とやるのは行き過ぎですし,奴隷と称すること自体人権意識の低さが問われる教師だと思います。でも,きちんとした部活動ができると子どもって本当に意欲的に働きますよ。まあ,先生が怖いからというのがあるのは承知してはいますが。
相変わらず,長くだらだらと書いてしまいました。ここまで,読んでくださったこと感謝します お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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