うちの天使。

私の職場で隣の席のＹさんは、６か月くらいのお孫さんがいらっしゃる
女性の方ですが、とてもおばあちゃんには見えないくらい若々しくて、
とっても可愛らしい方です。

いつもＹさんにはものすごーくお世話になっているので、
私としては、てっきりＹさんにはとうの昔に離婚したことを
話していたと思っていたのですが、Ｙさんとしては、
話の端々からそうだろうな～とは思っていたけど、
はっきりと聞いたことはなかったのよ、というのを
今日聞いて、あれ～？そうだったっけ？(^^;)と
ちょっとあせっちゃいました。

離婚してもう３年以上も経っているし、もうすっかり話した気分でいたので、
会話の中でフツーに「前の旦那が…」とかいうフレーズを使ってました(^^;)


そこで改めて、何故離婚に至ったか、という話を初めてしたのですが、
Ｙさんとしては、離婚の理由が不倫だということを知っていたようで、
もし１回だけのことだったら、今からでももう一度やり直せないものかしら、
と思っていたそうです。

Ｙさんは私の元旦那を知っていて、ヤツの印象は「真面目そうで優しそう」と
思っていたと言っていました。確かに、仕事には真面目だし、外面はいい。


でも。

ヤツの不倫相手は私も知っている人だったので、
彼女の職場まで怒鳴りこみに行ってやる、と言ったら
私を殺すと言って、抱いているてっちゃんごと張り飛ばしたこととか、
浮気は結婚前から通算すると３度目だったこととか、
Ｗ不倫（相手の女性も既婚）でもめたこととか、
ちょっとＤＶ入ってて、目をパンダにされたこともあったとか、
７月頃に浮気が分かって、９月から別居していた後、
たまたまクリスマスの翌日にアパートに行ったら、
台所のゴミ箱に手作りのケーキらしきものを一緒に食べた後やら
寝室にラッピングを開けた状態のままの香水を見つけてしまって
反省するどころか、このまま付き合い続けるつもりだと分かって
離婚を決めたこととか、
「お前は妻としてはいいけど、女としては全く魅力がない」
（つまり、私に収入があるので自分のお金は好き放題使えたり、
家事を全部するので、ヨメとして世話をさせるなら申し分ないという
まったく人をコケにした発言）と言われたこととか。

Ｙさんも、さすがに「それは結果をだして正解だったかもね」と
ビックリしていました。

多分、ヤツから受けた印象と実際とがあまりにかけ離れていたからですね(-_-;)


私、本当は分かってました。
だって、結婚するまで５年も付き合ってたんだもん。

でも、それでも悪いところは見ないようにしていたし、
私が我慢して済むことなら我慢してきた。

でも、てっちゃんが産まれて、
私の中の優先順位が完全にヤツからてっちゃんに変わったとき、
もう我慢できなくなってしまった。

私はどうしてもてっちゃんを守りたい。

ヤツのために、色々我慢したり、させたり、
犠牲にしたくない。

一緒にいる限り、きっとヤツの浮気は続いたろうし、
私が笑顔でいることなんて絶対にできないと思った。
ヤツを憎み過ぎて、てっちゃんを見ていてヤツに似てるところを
見つけるとすごくイヤな気分になった。
なんだかてっちゃんまで憎んでしまいそうで怖かった。


Ｙさんが「やり直せないの？」と言った気持ちは
ものすごく分かるし、本当にありがたいと思った。
てっちゃんや私のことを、そんなにも心配してくれてるって分かって、
涙が出そうなほど嬉しかった。

Ｙさんが最後に言ったこと。

「私も、主人が何かしたってわけじゃないけど、
とにかく毎日ケンカばっかりしてて、何度も別れようと思った。
でも、今は別れなくて本当によかったと思ってる。
両親揃ってる方が、やっぱり子どもは精神的に安定すると思うし、
だから、やり直せるなら、もう一度やり直せないのかなって思ってた。
やり直すなら、まだてっちゃんが小さい今のうちの方がいいだろうし。
特に女のコなら女同士でいいけど、てっちゃんは男のコだし、
反抗期は難しいこともあるから、それをひとりで引き受けるのは
大変だと思う。もちろん、ひとりだから安定しないわけでもないし、
でも何かあったときにひとりだと大変だと思う。頑張ってね」


はい！私、頑張ります(>_<)