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カテゴリ:読書感想文
最近、読み続けているジェームズ・ロリンズのシリーズ
最初は「シグマフォースシリーズ」でした アメリカの特殊部隊シグマフォースが、世界を危機に陥れる敵と戦うシリーズですが 毎回、古代のオーパーツやらナチスの遺産やらの謎武器、謎エネルギーを巡って いろんな組織と戦っています まぁ、呆れるほど簡単に人が殺され、街が破壊され、様々な武器や兵器が現れて どこまでが現実に沿っていて、どこからが想像なのか、境界線がわからない巧妙さ シグマフォースシリーズを一通り読み、外伝も読んだので、 どうしようかな~と思いながら、シリーズではないものにも手を出してみたら やっぱり面白い 今回の『暗黒結晶』 深海に潜って沈没船の財宝を引き上げるトレジャーハンター 環太平洋を襲った巨大地震と地盤沈下 (このへん、小松左京の日本沈没をスケールアップした感じ) 地震から逃れたものの、海上で突如姿を消した大統領専用機捜索のために 政府に協力させられるトレジャーハンターたちが見つけた海底の柱状結晶 地震によって沖縄沖に出現した古代遺跡にも刻まれた文字と不思議な性質の結晶 太平洋の島々に伝わる古代文字と結晶の文字、遺跡の文字 それらの古代文字を解読しようとする女性研究者たちが巻き込まれ、 宇宙で妹を失った兄の恨みが加わり、 大統領機ロストを中国の陰謀にしようとする政治家たちが策略を巡らせ 中国による台湾併合から米中戦争勃発 当然、沖縄が最前線になって……日本政府は全然出てきませんw 暗黒結晶(上) [ ジェイムズ・ロリンズ ] 暗黒結晶(下) [ ジェイムズ・ロリンズ ] その前に読んだ『アマゾニア』は アマゾンの植物から新しい医薬品を作ろうとする製薬会社の一員として アマゾンに入った父が行方不明になった男が主人公 父の仲間がジャングルから現れたけれど、失ったはずの腕が再生してる不思議 地元のシャーマンはその男の遺体を焼くように言ったけれど 腕再生の謎を解こうとアメリカ本土に運んだら 奇妙な伝染病も運んでしまって、アメリカ全土に広がり、子供が…… 男の足跡をたどるためにジャングル奥地に入っていくグループと その手柄を横取りしようとする製薬会社に雇われたグループとの攻防 異様に巨大な虎やワニ、毒を持つ奇妙な生き物の数々に襲われ 始原の樹と共に生きる謎の部族も現れて 生きて帰れるのか、伝染病の特効薬は見つかるのか、 ハラハラドキドキワクワクゾクゾクの連発 【中古】 アマゾニア(上) 扶桑社ミステリー/ジェームズ・ロリンズ(著者),遠藤宏昭(訳者) 【中古】afb 【中古】 アマゾニア(下) 扶桑社ミステリー/ジェームズ・ロリンズ(著者),遠藤宏昭(訳者) 【中古】afb この人のシリーズは、 真の主人公とヒロインは怪我をしても、死なない けど、仲間は割とあっさり死ぬ 道案内人みたいに途中で関わった人は、たいてい死ぬ 仲間の中に裏切り者が必ずいて、悲惨な死に方をする 敵は主人公に個人的な恨みや因縁を持っていて 主人公を苦しめるためにヒロインを攫ったりするけど 拷問にかけることはなく(寸前で何らかの邪魔が入り未遂に終わる) ヒロインに対してはセクハラ的な拷問はない 主人公は家族に何らかのトラウマがあるか機能不全家庭 そのトラウマをヒロインとの出会いで克服する こういうテンプレートなんだけど やっぱり王道は面白い! 面白いから王道になる! だよな~~~~ 今は『地底世界』を読んでいます 今、地底では仲間が一人死んで、巨大な生物に襲われていて 基地では権力闘争のさなかに敵が襲ってきたところです どうなるのかな~誰が裏切るのかな~ 地底世界(上) サブテラニアン (扶桑社ミステリー) [ ジェームズ・ロリンズ ] 地底世界(下) サブテラニアン (扶桑社ミステリー) [ ジェームズ・ロリンズ ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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