わたしじかん

読書感想は久々です

このシリーズも全部読んでるけど、他にも読みたいものがあって
刊行されてから二年遅れでの読書となりました

これまで歯科医のノーマンと保安官助手のマイクとを
恋人ではないけど本気のキスをしたり、デートしたり、
両方からアプローチを受けて、日本人感覚では両天秤にかけてる状態なのに
美人の母や妹みたいにモテないモテないと自分をサゲて
ノーマンとマイクは「友達」と言ってきたハンナが
いきなり現れた大学時代の友人ロスと再会・結婚したあたりから
興味を失ってたんですよね～
そもそも、デートして、キスして、それでも友達という感覚が合わない
でも、欧米では友達同士でヤるのもありらしいので、
常識と感覚の違いとしか言いようがない

料理のレシピも、クッキー生地こそバターと小麦粉を使うものの
キャラメルアイスクリームトッピングとかバタースコッチチップとか
何それ？な材料も多いし、
他のケーキ類は市販のケーキミックス（それも日本で手に入らない）に
インスタントプティングを混ぜたものとか
料理もキャンベルのスープと冷凍食材を電気鍋で長時間調理とか
再現できねー－－－－－－よ

で、今回の【ラズベリー・デニッシュはざわめく】では
ロスが失踪！！！
やったー－－－－－！
このロスが、ほんと絵に描いたようなよくできた男で
お金はあるし、気前よく使うし、エスコートするのもスマートだし
非の打ちどころのなさが、すっごくわざとらしい男で
突然、話中に現れた時から嫌いだった
とにかく胡散臭いんだもの
これまでほとんど触れられてなかった人が現れたら要注意だよね？
でも婚約中にも殺されず、新婚旅行でも殺されず、
いつになったらこいつ、死ぬんだろうと思いながら読んでたら

​今回、失踪！！！！​
（嬉しすぎて、二回言いました）
新婚なのに夫が失踪したことを「取材旅行」と周りに説明してたところに
ロスの代わりに仕事をしてた男性が毒入りチョコで殺された事件の捜査を開始
同時に、クリスマスグッズの販売イベントでのクッキーとコーヒーのブースの準備も忙しいし、
殺された男性の元恋人で本名がわからない謎の女性の身元も探る
いつものことながら、ハンナが気になったことを深堀していくうちに
全部が繋がっていく展開で
好奇心だけで突っ走って、あちこちに迷惑や不快な思いをさせたり
知る必要のない個人情報を聞き出して
質問自体が相手を犯人と糾弾する内容だとわかりつつ尋ねて
相手を怒らせて、殺されそうになって、
マイクその他警察関係者に助けられるパターンは同じ
尋ねずに、手に入れた証拠をマイクに送って、素知らぬ顔をしとけばいいのに
町の人も、自分が犯人じゃない時はハンナに協力するだろうけど
もし私が犯人だったら、二人目の殺人はハンナにするね

この次の【チョコレートクリーム・パイが知っている】では
このロスが姿を現してとうとう……らしいので
すぐ次を読み始めています
いや～嫌なキャラがｘｘって、なんて楽しいんだろう