Webプロデューサ 兼 ライターの白藤です。

北海道中小企業家同友会の経営指針研究会で、社長さんたちと、
会社経営について勉強するようになって3年になります。

ここでは、幅広い層の経営者の方にお会いできるので、
毎回、学びがあります。

研究会で１年かけて、経営指針の作り方を学び、

その後は、研究会を運営する上部組織である
経営指針委員会に残っています。

さて、前回の委員会では、

倒産寸前まで追い込まれた某社様が、
この不況の中、黒字を出すまでに回復されたという
お話を聞きました。

何が支えになっていたかというと、

「経営理念」

だそうです。

創業者が作った

「こうありたい」
「こういうことで、社会に貢献したい」
「この品質を守りたい」

という理念に立ち返ったことが、

立ち直りのきっかけになったそうです。

また、消費者にも、その理念が浸透していたのでは?

という話にもなりました。

推測に過ぎないけれど、

この会社は品質が高いと感じる人たちが多いのではないか

そういうお話でした。

この会社は、何のために存在していて、

社会にどういうお役立ちができるのか。

企業理念・経営指針作りをはじめると、

個人的に、このような疑問に突き当たります。

考えに考えて、理念を作り出し、

社員に浸透させるために、何度も何度も話をし、

お客様にも伝わるように、話をする。

こうして作り上げていく企業文化だからこそ、

危機に直面したときも、行動していけるのかなと思います。

どんなことに取り組むにしても、
理念・ポリシーは必要なんだと実感したのです。

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理念を作り、その理念に基づいた戦略を作る。

そうして、戦略を実行するための戦術を考え、実行する。

これって、まさに企業のブランディングだなと

思います。