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カテゴリ:ビジネス全般
北海道中小企業家同友会の「次世代の星の会」に参加している
蝦名から、セミナーの報告書が上がってきました。 今月の講師は、株式会社ナニワ 代表取締役 今田様。 その中に、「ナニワ基本理念」の資料が入っていました。 とくに、3つめがいいなと思いました。 「われわれは、『破壊そして創造』で未来を拓く 現状を必死に守ろうとするほど崩壊は早い。 枯れ枝に栄養を与えても花は咲かない。」 というもの。 前年と同じことをしていては、8~9割の売り上げ。 残りは、新規商品、新規顧客開拓。 とありまして、 本当にそのとおりだなと思います。 「これでいい」と満足を知ることは大事ですが、 だから、これでとどまっていいという意味ではありません。 とどまる意味で、これでいいと思ってしまったら、 そこから衰退が始まります。 2002年~2003年には、メディアリュウムは強烈な売り上げ減を 招いて、苦しい時期がありました。 その頃の私は、 ある程度まで大きくなったし、 給与もボーナスも支払えるようになったし、 このままでいいかな。 そのように思っていたのは確かです。 私一人が悪いとは思っていませんけれども、 会社全体の慢心が、 新規顧客開拓や、新しいビジネスの方向を探すなど、 しなければならないことをしなかった、 取り組んでいるようで、真剣味がなかったということを 招いたのだと思います。 これでいいと満足し、そして次のゴールへまた歩み始める。 このくり返しですね。 =========== ところで、 「今田社長も白藤さんと同じことをおっしゃっていました。」 と蝦名に言われました。 私と同じというと、今田社長に申し訳ないですが、、、 「会社自体はこの指とまれ方式。 ナニワのやり方についてくる人と一緒にやる。 無理なら途中下車してもらう。 そうしなければ、お互いに不幸。」 という考え方が同じということです。 私は自主性がとても大事だと思っています。 「この方法でやりましょう。」と方針を提案したときに、 自分はそれをしたいか、したくないか。 ちょっと止まって考えることが必要だと思うのです。 そうして、 やりたい! この方法をこうしてみるのはどうか。 これはいやだけれど、こうしたい。 これはやりたくない。 わからないから、保留 などなど、 部署なら部署、会社ならば会社で、 話し合いが必要だと思うのですね。 そうして提示した方針がブラッシュアップされる。 それから、出できたいろいろな意見から、 最終決定者が、決定していく。 この流れが理想だと思うのです。 仕事だから、やりたくなくてもやらなければいけないときも 当然あります。 このときも、自分で、今はやりたくないけれどやるんだと 意識していれば、自分の選択ですから納得できると思うのです。 無意識でやりたくないことをやっていて 苦しくなることほど、怖いことはないと思うのです。 そうして、精神的に追い詰められていく、、、 こういう悲劇だけはあまり見たくありません。 そうならないためにも、 私は今日もみんなに、 「この案についてどう思うか」 と聞いているのです。 そうして、本当にお互いに譲り合えることがなかったり、 ついていけないなと思ったときは、 大きな決断が必要だと思うのですね。 恋愛と似ているかもしれませんが、 近くにいるより、離れたほうが、 お互いに幸せになるってことあるから。 前に進むためには、そういうことも必要だと考えているのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009/06/18 08:42:45 PM
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