フィッシュ・アイ

今日は新春第２弾の温泉へ。

箱根の宮ノ下温泉『楽遊壽林自然館』に行ってきました。


ここは、１日１００名までしか客を入れません。
入ってしまえば、１日ゆっくりできます。

実は私たちは２回目。
前回行ったときにとてもゆっくりできたので、リピートしました。

１０時から来た順に貸切露天風呂の予約をするので、早く行かなきゃ！と
１０時２０分ぐらいに到着。

行く前に富士屋ホテルのフロントで割引券を購入。
一人２５００円のところが２０００円で買えます。

駐車場に車を停めて、森の小道を降りていきます。
おととい降った雪がまだ残っていて、風情いっぱい。

少し降りると看板（最初の写真）とのれんがかかった門があります。



写真は帰りに撮ったので、暗いです。

そこを通過しまたしばらく降りていくと、楽遊壽林自然観に到着。

フロントで貸切露天風呂「縄文の湯」（別料金５０分３０００円）を予約しました。
なんと最近電話でも予約できるらしく、あと２枠しか空いていませんでした。
私たちが３組目の客だったのに！

まあでも１３時から予約できたので一安心。

ところが、そのあとフロントの人がたいへんなことを言い出しました。
「今日は、脱衣所以外の暖房がすべて壊れていますので
ご了承ください。」

「ええ～！　そんな～！
もうお金払ってから言われても！　
せっかく１日のんびりぬくぬくしようと思ってきたのに……」と
思いましたが、しょうがない。

とりあえず１日過ごす休憩室へ。



寒い！
ヒーターについている温度計では部屋の温度が５度でした。

そういえば車に毛布がつんである！と
ダンナがとりに行ってくれました。

ひと風呂浴びて、毛布にくるまっていればいいかと
さっそくお風呂へ。



内風呂を抜けると、
３層になった露天風呂があります。
私の感触では、一番上が一番熱く、一番下段が一番ぬるい気がしました。

１０分も入っていたらポカポカ。
あがって休憩室で毛布にくるまり、１３時になるのを待ちました。

さすがに自然観の人も暖房なしでは申し訳ないと思ったらしく、
石油ファンヒーターをどこかで調達してきてつけてくれました。
しかし、広い部屋、しかも周りはガラス張り、家庭用のファンヒーターではなかなか温まりません。


念願の（前回は小さいほうの林間の湯に入ったので、今回は大きいほうへ）
貸切風呂の時間。

貸切風呂は本館から庭に出て、そこから山を少し下ったところにあります。
小道が二股に分かれていて、縄文の湯と林間の湯につながっているのです。

縄文の湯です。


１０人くらいまで入れる大きさ。
眺めもよくて気持ちのいいお風呂です。

楽遊壽林では貸切風呂に入るとき、飲み物を持っていけます。
私たちは迷わず
「ビール２本」と頼みました。


露天風呂で、
雪解け水が雨のように木の枝から落ちてくるのを眺めながら
ビールをいただくなんて最高の贅沢ですね。

５０分あっというまに過ぎてしまいました。

ほろ酔い気分で本館にもどり、食堂で昼食。
そしてまた休憩室へ。

ほろ酔いなのと、満腹なのとで寒さはあまり感じず
ゲームをしたりするうちに眠ってしまいました。

目を覚ましたらあたりは暗くなっていました。

もうひと風呂浴びて帰るとしようと、
ふたたび一般の露天風呂へ。
ライトアップされた露天風呂は昼間とはちがって趣きがありました。





最後に休憩室にもどると暑いくらい。
やっと暖房がきいて暖かくなったらしいのです。


暖房の件をのぞいては、
行き帰りの渋滞もほとんどなく、快適な日帰り温泉ツアーでした。

癒されました。

帰りの車での音楽はもちろんバックストリートボーイズと押尾コータローでした。

あ～あ、明日から仕事だ……。
あっという間の３連休でした。



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