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カテゴリ:生活
時代劇に日本刀はなくてはならないものですが、こいつについてなんぼか言いたいことが。 結局は人を殺す凶器、用は強けりゃそれでいいと言うのも一面ですが、竹の刀であってもちゃんとした作法・使い方を学んだ者としては見捨てては置けません。
日本の刀には、知っての通り切れる側と切れない側があって、切れる方を外側にしたゆるい弧を描いています。 んでこいつを腰に挿しまして、いざとなったら抜刀して闘うわけですが、この刀を挿す向きがテレビを見ている限りかなり適当です。 正しいのは上に反っている、つまり刃が天を仰いでいる向きです。 こっちが正しいのはちゃんと理由があります。 刃が下を向いていますと、抜きざまに相手に斬りかかるには下から上しかなくなります。 対して上を向いていれば、体の横を通してから振りかぶった後即斬撃を加えることができます。 力の入れやすさからしてこの2つは比べるまでもないでしょう。 というわけですので、もしも刀を下に向けて挿しているやつがテレビに登場したらどうぞ軽蔑してやって下さい。 だってそいつは一騎打ちじゃ一撃でたたっ斬られる運命にあるのですから・・・・・・ヒヒヒヒ(蹴
なお、これはあくまで一般に言う『日本刀』の話であって、源平の合戦なんかで使われていた太刀等は刃を下にして腰に帯びます。 じゃあこの2つは何が違うのか、ってとこまでは反りの大小ぐらいしか知らなかったのでWikipediaあたりをチェックしました。 興味ある方は色々調べてみて下さい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/12/09 03:58:35 PM
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