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カテゴリ:こどもネタ
しつこいようだが、チューボーの母親をやるのははじめてであーる。もう1年も経つのだから慣れろよと我ながら思うものの、同じ状況が1年続いているわけではなく、敵は毎日のようにビミョーに変化している。ま、ビミョーな変化はすぐに見落とすタイプなのだが、ゆうべはテストが返ってきたので見落とすこともなく、大騒ぎな夜になった。
結果は、彼が最重要視している目標はクリアしていた。が、もひとつ母と話してたてた目標は、まったく手の届かない結果となった。母のほうは勝手なもんで、手の届かなかった目標を心のどっかで最低達成基準に置き換えていた。つまり、勝手に、きっとやってくれるであろう、と思っていたわけだ。 バカ親の典型みたいな話だが、結果を見て、なんのことはない、あたしが悔しくてしかたない。 「この目標、クリアするために頑張るって言ってたじゃん!!!!」とあたしが言っちまう。 息子は「いや、これはあくまでいけたらいいなーって感じなわけで」と答え、 「ぼけー。根性なしっ!!」とあたしが言っちまう。 ま、これで。ゆうべ一晩は台無しになり・・・・。 ひとしきり文句言いまくり、明後日は数学を見てやる、ついては私に参考書をよこせ、母さんが勉強してから説明してやる(だって忘れてるもん)、などという話になったのだが、そのいざこざで心が折れたらしい息子は母親に人間失格呼ばわりされたとしばらく経ってからぶーたれはじめ、そこからまた長かったこと長かったこと・・・。 アンタに人間失格呼ばわりされたんだと、当の本人にクレームが言えるんだからまぁいいか、というのは理屈上の話で、普段ならそれぐらい冷静でいられるときもなくはないのだが、息子の話となるとそうはいかない。 自分の言い方が悪かったのだとそれはそれでめっさ落ち込むし、 こんなことぐらいで、心が折れたとぼやきやがる息子の心のしなり具合はどーなんだと思うし、 そうやって育てたのはあたしじゃないかとも思うし、 中学生なんだもん、こんなもんだったんじゃないかとも思うし・・・。 で。横で旦那は知らん顔を決め込んでいる。 心の中では「あほやな、おまえら」ぐらいに思ってると思われ。 息子の価値観と私の価値観は違う。 ここまではお互い理解している。 でも、あたしが死んだあともちゃんと生きていけるタフさを身につけて欲しいのよぉぉぉという、くだらない親心がジャマをする。 あたしはいつになったら、くだらないものを捨てられるのか。 息子はいつになったら、くだらない母親を切り離せるのか。 ああ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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